ヨハンナ・マルツィの芸術

マルツィ唯一の録音、ブラームスの第3ソナタ収録!
初演者フバイ直伝の演奏がたいへん貴重。
ふたつの協奏曲も濃密な表現と歌心あふれる名演!!

  • アーティスト:ヨハンナ・マルツィ
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:TALTLP-070/1
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥15,400 (税込)
  • 形態:2LP
  • その他の製品情報:国内プレス 完全限定生産盤 モノラル 初 LP 化
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

ヨハンナ・マルツィの芸術

[LP1-A]①メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
[LP1-B]②ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77(第2・3楽章のみ)
[LP2]③ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108
(A面:第1楽章・第2楽章、B面:第3楽章・第4楽章)

ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
①ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北西ドイツ放送交響楽団
②オイゲン・ヨッフム(指揮)
バイエルン放送交響楽団
③ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
モノラル録音:
①1951年1月25日/ハンブルク
②1951年12月13・14日/ミュンヘン
③1953年10月22日/フランクフルト

★廃盤久しいTAHRAレーベルの音源をALTUSがライセンスし、最新リマスタリングを施した上で製品化。貴重なヒストリカル音源の初LP化です。
★TAHRAから1タイトルのみ発売されていたマルツィの音源を復刻。どれも他では聴けない録音で、特にブラームスの第3ソナタは作品自体これが唯一の録音。マルツィの師フバイはこのソナタの初演者でもあるので、今や忘れられた作曲家直伝の演奏解釈が聴けると言ってよいでしょう。アントニエッティとの息の合ったアンサンブルも見事です。また、ふたつの協奏曲での濃密な表現にも大いに圧倒されます。ブラームスは残念ながら第1楽章が未収録ですが、第2楽章の美しい歌い回しと第3楽章の情熱的な推進力に聴きほれます。
★第3楽章(ブラームスのソナタ)でのウン・ポコ・プレスト・エ・コン・センチメント(やや急速に、そして感傷をもって)の指示について、ブラームスがいかに深い意味を込めたか―――マルツィの演奏はいかにも物憂げに始まり、音色の明暗を揺らめかせながら微妙なダイナミクスを描いてゆく。そして最終ページのトランクィロ指示の解釈も独特だ。この部分、ブラームスの演奏解釈がクララ・シューマンの四女オイゲーニエによって書き残されている。彼女によると、ここでブラームスは大幅にテンポを落とし、「卵の上を歩くように」弾いたという。まさにこの演奏でも大幅にテンポが落とされ、アントニエッティは「卵の上を歩くように」弾いている!(板倉重雄氏による解説文より抜粋)

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