ゲルギエフが21世紀に放つ狂気乱舞のショスタコーヴィチ
- アーティスト:ワレリー・ゲルギエフ
- レーベル:MARIINSKY
- 品番:KKC-5417/18
- 原盤品番:MAR0545
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:¥4,000+税
- 形態:2SACD Hybrid
- 収録時間:135:06
- 付属品:輸入盤・日本語解説付
ゲルギエフが21世紀に放つ狂気乱舞のショスタコーヴィチ
ショスタコーヴィチ:
Disc1 : 交響曲第4番ハ短調作品43
Disc2 : 交響曲第5番ニ短調作品47、交響曲第6番ロ短調作品54
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)マリインスキー管弦楽団
録音:2013年6月24-27日(第4番)、2012年6月5,9,14日(第5番)、2013年6月21,23,26日(第6番)、マリインスキー・コンサートホール、セッション(第4番)、ライヴ(第5&6番)
★ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団がショスタコーヴィチの交響曲第4,5,6番を再録音しました。旧録のフィリップス盤は4番が2001年11月、5番が2002年6月、6番が同年5月に同じオーケストラと録音され、4番は2004年度レコード・アカデミー賞大賞を受賞しています。今回は約10年を経ての再録音。ゲルギエフの円熟ぶりと、手兵マリインスキー劇場管弦楽団を完全に手中に収めた神業の完成度を披露してくれます。第4番はセッション録音。いずれの楽章も旧盤と比べ速くなっておりスピード感とノリの良さを増し、ゲルギエフならではの計算され尽くした緻密さで、人工美の極み。第5番は全体に最盛期のムラヴィンスキーのテンポ設定に近くなっているのが興味津々。第6番は、大編成の管弦楽ながら室内楽を思わせる透明さと、管楽器のソロ的な活躍の多い難曲。ゲルギエフならではのバランス感覚とショスタコーヴィチの職人芸が光る急速なフィナーレは、ムラヴィンスキー並のスピード感と漸進性に興奮させられます。21世紀も10年が過ぎた現在、ゲルギエフが再びムラヴィンスキーの解釈に立ち返ろうとしているのは象徴的なことと言えるでしょう。
◆レコード芸術 2015年4月号 特選盤ワレリー・ゲルギエフ、マリインスキー劇場管弦楽団
MAR-0019
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