★チェコ出身のトランペット奏者、作曲家、指揮者としてマルチに活躍する、シュチェパーンカ・バルツァロヴァーの6年ぶりとなる待望の最新作『Emotions』がリリース。
★シュチェパーンカ・バルツァロヴァーは、2012年、カトヴィツェにあるポーランドの名門音楽アカデミー、カロル・シマノフスキ音楽アカデミーでジャズ・トランペットを習得し、その後、オーストリアのグラーツで作曲と編曲を学び、著名な作曲家/バンドリーダーのエド・パーティカの指導を受けた。現在はプラハに拠点を置きながら、ヤロスラフ・イェジェク音楽院とプラハ舞台芸術アカデミーのジャズ科で教鞭をとり、ジャズのビッグバンド、コンセプト・アート・オーケストラなどのリーダーを務める。また、2022年のチェコ国内の最優秀ジャズ・アルバムに贈られるアンディエル賞を受賞。
★本作は「人間の感情」をテーマとして深く掘り下げた。最近母親になった彼女は、”子育てをするうえで抱えてきた感情は、ネガティブにもポジティブにも影響すると考え、今まで感じることがなかった新しい視点で自分の感情を見るようになった”とのこと。 アメリカの心理学者ロバート・プラッチックによって定義された人間の8つの基本的な感情（喜び、信頼、恐怖、驚き、悲しみ、嫌悪、怒り、期待）を、新作アルバムに収録された8つの楽曲で表現。2022年には「感情」のコンセプトに基づいたコンサート・プログラムが初演されている。
★デビューアルバム『Life and Hapiness of Julian Tuwim』や、アンディエル賞を受賞したライヴ・アルバム『Štěstí』でも共演しているお馴染みののメンバー、ニコラ・コウォジェイチク(ピアノ)、ヤロミール・ホンザーク(コントラバス)、グジェゴシュ・マスウォフスキ(ドラム)が、今作にもバックメンバーとして参加。