マグネ・アムダール(1942–):アストロノーシア、イソップ寓話

星座とイソップ
広がる2Lの空想世界

  • アーティスト:インガル・ハイネ・ベルグビュー(指揮)
  • レーベル:2L
  • 品番:2L-111SABD
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:Blu-ray Disc Audio + SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.1 surround/stereo

TRACK LIST

マグネ・アムダール(1942–):
アストロノーシア(Astrognosia)(1991)(管弦楽のための)
イソップ寓話(Æsops fabler)(2012)(朗読と管弦楽のための)

ノルウェー放送管弦楽団 インガル・ハイネ・ベルグビュー(指揮) デニス・ストールホイ(朗読)
録音:2014年5月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作:ヴォルフガング・プラッゲ
バランスエンジニアリング :モッテン・リンドベルグ
録音エンジニアリング :ビアトリス・ヨハンネセン

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: FLAC 96kHz + MP3 Region ABC]
[SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD)]

★夜空の星は、太古の昔から人々を魅了してきました。星と星座に人々は伝説と物語を重ね、星によって占うという考え方も生み出しました。ノルウェーの音楽家、劇場や映画の音楽で活躍し、オスロ新劇場の音楽監督を務めるマグネ・アムダールは、その星座と西洋占星術からインスピレーションを得た管弦楽作品を作りました。《アストロノーシア》。〈前奏曲-月〉〈白羊宮(牡羊座)〉〈金牛宮(牡牛座)〉〈双子宮(双子座)〉〈間奏曲I〉〈巨蟹宮(蟹座)〉〈獅子宮(獅子座)〉〈処女宮(乙女座)〉〈間奏曲II〉〈天秤宮(天秤座)〉〈天蠍宮(蠍座)〉〈人馬宮(射手座)〉〈間奏曲III〉〈磨羯宮(山羊座)〉〈宝瓶宮(水瓶座)〉〈双魚宮(魚座)〉〈月のパバーヌ〉。イギリスのホルストが、水星から天王星まで、「惑星」の性格を管弦楽のパレットで描き分けたように、アムダールも「十二宮」それぞれの個性を音楽に反映させ、日ごと形を変える「月」に「十二宮」をつなぐ役割を与えました。《アストロノーシア》は、1991年に作曲され、ノルウェー作曲家作詞家協会の「1994年最優秀管弦楽作品賞」に選ばれました。
★《イソップ寓話》は、朗読と管弦楽のための作品です。「山のお産」「メスのライオンと狐」「鳥の王さまえらび」「ラバ」「おんどりと狐」「タカとハト」「ライオンの息」「ライオンと狐」「オオカミと犬」「オオカミ少年」「羊の皮をかぶった狼」「ネズミの相談」「モミの木とイバラ」。ヘルマン・ヴィルデンヴァイがリズミカルなノルウェー語に訳した物語を、ノルウェーの男優、デニス・ストールホイがベルグビュー(1964–)指揮のノルウェー放送管弦楽団を背景に語ります。ストールホイは、『屋根の上のヴァイオリン弾き』のテヴィエ、『セールスマンの死』のウィリー・ローマン、『ハムレット』のレアティーズ、『ペール・ギュント』のペールなどを演じ、『シカゴ』や『レ・ミゼラブル』にも出演。ノルウェー王国近衛兵音楽隊で太鼓を演奏した経験から楽譜も読めることから、この作品に起用されました。
★マグネ・アムダールは1942年生まれ。ピアノ、トロンボーン、指揮を学び、作曲をコンラード・バーデンに師事しました。1971年に音楽監督に就任したオスロ新劇場公演の『ハムレット』やアストリッド・リンドグレーンの『山賊の娘ローニャ』など多くの劇付随音楽、フィルムスコア、コマーシャル音楽、室内アンサンブルや管弦楽のための作品、エヴァ・クナルダールのためのピアノ協奏曲と、幅広いジャンルに作曲しています。トロンボーンと管弦楽のための《エレジー》が2L(2L35『協奏曲とおとぎ話』)から紹介されています。

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