ハインツ=ユハニ・ホフマン(1973–): オペラ《アハティ・カルヤライネン-生活、ケッコネンと仕事》(2012)

2012年コッコラ夏オペラフェスティヴァル委嘱作品

  • アーティスト:ヘルマン・ヴァッレーン
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-381
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.1 multichannel/stereo

TRACK LIST

ハインツ=ユハニ・ホフマン(1973–):
オペラ《アハティ・カルヤライネン-生活、ケッコネンと仕事》(2012)

ヘルマン・ヴァッレーン(バリトン、アハティ・カルヤライネン)
アヌ・コムシ(ウルホ・ケッコネン、ソプラノ) ピーア・コムシ(ソプラノ、クラウト)
アンニカ・ミュッラリ(ソプラノ、酒)
コッコラ・オペラアンサンブル エルッキ・ラソンパロ(指揮)
録音 :2014年6月11日-13日 セッロ・ホール(エスポー、フィンランド)

★オペラ《アハティ・カルヤライネン-生活、ケッコネンと仕事》。フィンランドのコッコラ・オペラ協会が、2012年のコッコラ夏のオペラフェスティヴァルで上演するため、ハインツ=ユハニ・ホフマンに委嘱した作品です。ホフマンは、ソプラノと弦楽四重奏のための《ヒステリーと祈り》、モノローグオペラ《人間の心》といった、「面倒な主題」を扱った声楽作品で注目され、彼の音楽の特徴「容赦ない自然主義」をフィンランドの音楽シーンに確立してきたとされる作曲家。2012年のオペラでは、ふたりのトップ政治家、国務大臣と首相を務めたアハティ・カルヤライネン(1923–1990)と大統領ウルホ・ケッコネン(1900–1986)の生活ぶりが、政治と飲酒と家庭生活についての激しいやりとりの中に描かれます。ユハ・フルメが執筆した短い6幕構成の台本。ホフマンは、リゲティからプッチーニ、シュプレヒゲザング、広い声域と、高度な技術を求める幅広い歌唱スタイルの歌を、初演のメンバー、カルヤライネン役のヘルマン・ヴァッレーン、ケッコネン大統領の「ソプラノ」アヌ・コムシ、アハティの娘クラウトを歌うピーア・コムシ、「酒」のアンニカ・ミュッラリの声と歌に合わせて作曲しています。オーケストラの編成は、弦楽五重奏、フルート、クラリネット、ファゴット、2組の打楽器、ポンプオルガン。アヌ・コムシはカズーと「おもちゃの豚」、ピーア・コムシはチェロとカズー、ミュッラリはカズーとメガフォン、と、ソプラノの三人が楽器も担当しています。
このオペラの初演は雑誌『Opernwelt(オペラワールド)』の表紙にも取り上げられ、2013年にはエスポー劇場でも上演されました。フィンランド歌詞と英訳がブックレットに掲載されています。

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