シューベルト:歌曲集《美しい水車屋の娘》

シューベルト歌曲のスペシャリスト
フィンランドのバス・バリトン歌手、エーリク・ロウシによる
『美しい水車屋の娘』

  • アーティスト:エーリク・ロウシ
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-525
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:63:49

TRACK LIST

『美しい水車屋の娘』

フランツ・シューベルト(1797–1828):歌曲集《美しい水車屋の娘》 D 795

エーリク・ロウシ(バス・バリトン)
ユスタス・スタセフスキー(ピアノ)

録音:2021年4月1日–4日 ニューパヴィリオン(カウニアイネン、フィンランド)
制作:マルユット・ハンヌラ
録音エンジニア・編集:マルック・ヴェイヨンスオ

★フィンランドのバス・バリトン歌手、エーリク・ロウシとピアニストのユスタス・スタセフスキーは、ともに、ヘルシンキとウィーンで学び、2015年からコラボレーションをスタートさせました。歌曲集《美しい水車屋の娘》を歌ったこのアルバムは、シューベルト歌曲のスペシャリストと言われるようになったデュオの最初のシューベルト録音です。
「わたしたちは《美しい水車屋の娘》をできるだけ多くの『色』をもった、コンサートを彷彿とさせる録音に創りあげることを目標にしました。結果、セッション録音ではあっても、ストーリーテリングと感情表現を行き渡らせることができました」とロウシは語り、スタセフスキーは、高声のために書かれた歌を音程を下げて歌いながらも作品の求める若々しい情熱と緑あふれる明るさを保つことができた、と言います。
録音セッションは、カウニアイネンのニューパヴィリオンで行われました。マルユット・ハンヌラがプロデュース、マルック・ヴェイヨンスオ がエンジニアリングを担当。シューベルトの《冬の旅》を「24景の劇」のように歌ったジェームズ・ラザフォードとユージーン・アスティの《冬の旅》(BIS SA-2410)と同様、歌と歌の間の「空白の時」を巧みに設計したアルバム作りが行われています。

Artist

[プロフィール]
エーリク・ロウシ Erik Rousi(1987–)。フィンランドのバス・バリトン歌手。力強さと美しさを併せもった声で知られます。バロックから歌曲とロマンティック・オペラまで、幅広いレパートリーで国内外で活動しています。《フィデリオ》のロッコ、《フィガロの結婚》のフィガロ、《トスカ》のスカルピア、《ドン・カルロ》のフィリッポ二世、ワーグナーでは《さまよえるオランダ人》のダーラント、ヴォータンとさすらい人といった役を得意としています。フィンランドの「エウラヨキ・ベルカント」の芸術監督をバス歌手ミカ・カレスと共同で務め、リート歌手としてシューベルト、シューマン、ブラームスの作品を歌ってきました。

ユスタス・スタセフスキー Justas Stasevskij(1989–)。フィンランドのピアニスト。2004年から2016年にかけてシベリウス・アカデミーでエーリク・T・タヴァッシェルナとアンティ・シーララに学び、2012年からウィーン国立音楽大学(ウィーン音楽演劇大学)のアヴェディス・クユンチアンの下で室内楽の研究を始めました。シベリウス・アカデミーの室内楽ピアニストとクオピオの音楽院のピアノ科講師を務め、エーリク・ロウシとのデュオをはじめとする活動を行っています。

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