ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ

フィンランドの音楽家ふたりのコラボレーションによるベートーヴェンの「ソナタ」

  • アーティスト:クレータ=マリア・ケンタラ、ヨーナス・アホネン
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-526
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:70:18

TRACK LIST

ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第8番 ト長調 Op.30 no.3(1801–02)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第4番 イ短調 Op.23(1801)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第9番 イ長調《クロイツェル(Kreutzer)》 Op.47(1803)


クレータ=マリア・ケンタラ(ヴァイオリン)
ヨーナス・アホネン(フォルテピアノ)

[楽器 Baroque violin: unknown, beginning of 18th Century/Fortepiano: Conrad Graf, c.1827]

録音:2021年10月21日–24日 シャウマン・ホール(ピエタルサーリ、フィンランド)
制作・録音エンジニア・編集:サイモン・フォックス=ガール

★クレータ=マリア・ケンタラ(1964–)は、『Side by Side(ならべてみると)』(ABCD 388)『フォーク・シーズンズ』(ABCD 402)『ポルスカ=パンドルフィ』(ABCD 501)などのアルバムで知られる、カウスティネン生まれのバロック・ヴァイオリニスト。ヨーナス・アホネン(1984–)は、リゲティの《ピアノ協奏曲》(BIS SA-2209)やアイヴズの《コンコード・ソナタ》(BIS SA-2249)などの録音が評価された、ピアノとフォルテピアノのプレーヤー。
フィンランドの音楽家ふたりのコラボレーションによるベートーヴェンの「ソナタ」。ベートーヴェンの初期から中期にかけての作品構造が特徴的な《第8番 ト長調》。《交響曲第1番》の翌年に作曲された《第4番 イ短調》。《エロイカ交響曲》が完成される前年の1803年に作曲され、「協奏曲のようにきわめて協奏的なスタイルによる、ピアノとオブリガート・ヴァイオリンのためのソナタ」とベートーヴェンのスケッチブックに書かれた、《クロイツェル》の名で親しまれている《第9番 イ長調》。アホネンとケンタラのふたりは、ベートーヴェンが「ふたつの楽器の会話」あるいは「ふたりの会話」と考え、今日、簡単に言われるような「ヴァイオリン・ソナタ」ではなく「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」とした作品を、19世紀の「コンラート・グラーフ」フォルテピアノと18世紀のバロック・ヴァイオリンで演奏し、「今」の感覚の音楽に再生しています。

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