ヨーク・ボウエン&レベッカ・クラーク

ヴィオラ奏者の愛好曲クラークのソナタ
そして同時代のヨーク・ボウエンのソナタも収録!
フィンランドのヴィオラ奏者ハンナ・ホホティによる演奏!

  • アーティスト:ハンナ・ホホティ、アンナ・クヴァヤ
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-531
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:52:25

TRACK LIST

ヨーク・ボウエン&レベッカ・クラーク

ヨーク・ボウエン(1884–1961):ヴィオラ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.18(1905)
レベッカ・クラーク(1886–1979):ヴィオラ・ソナタ(1919)

ハンナ・ホホティ(ヴィオラ)
アンナ・クヴァヤ(ピアノ)[楽器 Piano: Pleyer, 1874]

★フィンランドのヴィオラ奏者ハンナ・ホホティとピアニストのアンナ・クヴァヤの初めてのデュオ・アルバム。レベッカ・クラーク とヨーク・ボウエンという同世代のイギリスの作曲家が20世紀初期に書いたソナタを「オリジナル楽器」で演奏したい。その思いから生まれました。ボウエンの《ヴィオラ・ソナタ第1番 ハ短調》は、彼が20歳の時の作品です。意外な展開や和声語法と独自の表現法による「アレグロ・モデラート」「ポコ・レント・エ・カンタービレ」「終曲。プレスト」の3楽章で書かれています。ライオネル・ターディスとボウエンのデュオで初演されました。クラークの《ソナタ》は、アメリカに移住した彼女の隣人だったエリザベス・スプレーグ・クーリッジの主宰する作曲コンペティションに応募して、ブロッホの作品とともに第1位に選ばれた作品です。1919年のバークシャー音楽際で初演され、好評を得ました。彼女が強い影響を受けたドビュッシーとヴォーン・ウィリアムズを思わせる語法の「インぺトゥオーゾ」の第1楽章。「ヴィヴァーチェ」の第2楽章、「アダージョ」とヴィオラの音域をいっぱいに使った「アレグロ」の第3楽章。クラークのソナタは、ヴィオラ奏者の愛好曲になり、ティモシー・リダウトもアルバム『ライオネル・ターティスに捧ぐ』( HMM 90537)で演奏していました。
ハンナ・ホホティは、ロンドンの王立音楽アカデミーでガーフィールド・ジャクソンの教える修士課程を修了、2017年からヘルシンキ都市圏のタピオラ地区の室内楽シーンで活動しています。アンナ・クヴァヤとのピリオド楽器による室内楽演奏や、エレクトロ=アコースティック音楽に深く関わってきました。このアルバムでは、ガット弦を張ったヴィオラで演奏しています。アンナ・クヴァヤ (1979–)は、ソリスト、室内楽とオーケストラのピアニスト、フォルテピアノ奏者として、古典から現代まで幅広い時代の音楽をレパートリーに活躍しています。ソロアルバム『河に住む』(ABCD 386)、クラリネットとのデュオによる『ソワレシュテュッケ』(ABCD 513)といったアルバムが Alba Records からリリースされ、好評を受けてきました。このアルバムでは1874年製のプレイエル・ピアノを弾いています。

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