フランスのフルート協奏曲集

バロック期のフランス協奏曲集
名手フランク・トインスの鮮やかな演奏

  • アーティスト:フランク・トインス
  • レーベル:ACCENT
  • 品番:ACC-24297
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:59:41

TRACK LIST

フランスのフルート協奏曲集

ジャン=マリー・ルクレール:フルート協奏曲ハ長調Op.7-3
ミシェル・ブラヴェ:フルート協奏曲イ短調
ミシェル・コレット:フルート協奏曲ト短調Op.4-4
ピエール=ガブリエル・ビュファルダン:フルート協奏曲ホ短調
ジャック=クリストフ・ノード:フルート協奏曲ト長調Op.17-5
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:フルート協奏曲ト長調Op.21-3

レ・ビュッファルダン
フランク・トインス(フルート・トラヴェルソ、ピッコロ、指揮)
録音:2014年10月20-22日AMUZ,アントワープ

★バロック・フルートの名手フランク・トインス&レ・ビュッファルダンによるバロック期フランスのフルート協奏曲集。フランク・トインスはクイケンにバロック・フルートを学び、アニマ・エテルナ、ラ・プティット・バンドのメンバーとしても活躍する名手。
★まずはヴァイオリンの名手ルクレールの協奏曲。元はヴァイオリン協奏曲であり、フルートまたはオーボエで演奏されることもあります。フルートが歌うように軽快に旋律を奏でる優雅な作品です。そしてフランス・パリのコンセール・スピリテュエルで活躍したミシェル・ブラヴェ。フルート奏者でありファゴットも吹いたといいます。ブラヴェ独特の哀愁のあるメロディーが美しい曲。次にミシェル・コレット。オルガニストとして活躍、17種類の様々な楽器のための教則本を書いたことでも知られています。6つの作品からなる協奏曲集を2つ残しており、当時人気のあった舞台作品を主題としたイタリア風様式で書かれています。続くは当時最高のフルート奏者として知られていたビュッファルダン。1715-1748年までドレスデンの宮廷楽士を務め、フリードリヒ大王の教師として有名なクヴァンツもビュッファルダンに師事。クヴァンツは「彼は速いパッセージを演奏する才能に長けていた」と言うほどでありました。さらにジャック=クリストフ・ノード。フルート奏者としてはもちろん、ハーディ・ガーディの演奏など種々の楽器を操る名手。1737年にフリーメイソンのロッジ「クスト=ヴィルロワ」の設立に関わり、音楽監督に就任しています。この作品17の協奏曲集のソロ・パートは、ハーディ・ガーディ、ミュゼット、フルート、リコーダー、オーボエの様々な楽器で演奏できるようになっています。明るく華やかな旋律が印象的です。最後にフランスのテレマンとも呼ばれるボワモルティエ。フランスで最初に独奏協奏曲の作品を書き、多作家としても知られています。1728年に作曲された作品21の協奏曲集は、洗練された旋律と優雅な響きが魅力です。

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