アルヴォ・ペルト:ラメンターテ

1996年生まれのリトアニアのピアニストが奏でるペルトの美しすぎる世界!

  • アーティスト:オヌテ・グラジーニテ
  • レーベル:ACCENTUS MUSIC
  • 品番:ACC-30512CD
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:70:21

TRACK LIST

アルヴォ・ペルト:
①ラメンターテ(全10曲)(2002)~ピアノとオーケストラ
②アンナ・マリアのために(「元気に」版)(2006)
③アリーナのために (1976)
④フラトレス (1977)
⑤パリ・インテルヴァロ (1976)
⑥アリヌシュカの回復による変奏曲 (1976)
⑦アンナ・マリアのために(「瞑想的に」版)(2006)
⑧天にいますわれらが父よ (2005)

オヌテ・グラジーニテ(ピアノ、ソプラノ⑧)
モデスタス・ピトレナス(指揮)
リトアニア国立交響楽団①
エドワード・キング(チェロ)④

録音:2020年5月/リトアニア国立フィルハーモニー・ホール②-⑧、2019年4月/リトアニア国立文化センター録音スタジオ①

★今年2020年9月11日に85回目の誕生日を迎えるアルヴォ・ペルト。現存する作曲家のなかでもとりわけ人気のあるひとりですが、その誕生を祝って彼の孫の世代1996年生まれの若手ピアニスト、オヌテ・グラジーニテが彼の作品集をリリース。
★彼女は名前から察せられるように、近年注目を集めているリトアニアの女流指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラの実妹。6歳から生地ヴィリニュスのチュルリョーニス芸術学校で学び、2015年からはハノーファー芸術大学でローランド・クリューガーに師事。このアルバムがデビュー盤となりますが、ペルトの透明無垢な音世界を見事に表現しています。
★2002年作の協奏作品「ラメンターテ」は全10部から成る40分の大作。まるでフュージョンのようにオシャレなピアノの澄んだ響きと美しい背景を作るオーケストラの織りなす世界に酔いしれます。
★ペルトのピアノ曲は大半が子供のために書かれていて、技術的に平易なもののピュアな感性が要求されます。その点グラジーニテはペルト音楽の核心に触れていて、誰にも真似出来ない境地を示しています。さらに「天にいますわれらが父よ」では美しいソプラノ独唱まで披露し、姉ミルガ・グラジニーテ=ティーラがヴァインベルクの録音で披露した特技の向こうをはっています。すごい姉妹の登場と申せましょう。すべてが静謐でピュア、極上のヒーリング系BGMとしても最適です。

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