憂いに満ちた調べ。いにしえのフランス王朝の音楽
- アーティスト:メリザンド・マクナブネイ
- レーベル:ATMA CLASSIQUE
- 品番:ACD2-2780
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:66:52
憂いに満ちた調べ。いにしえのフランス王朝の音楽
インスピレーションズ
プーランク:チェロ・ソナタ FP 143
ドビュッシー:チェロ・ソナタ CD 144
ケクラン:ブルターニュの歌 Op.115より 第1集1・2・3・5 番、第2集4・5番
フランセ:チェロとピアノのための演奏会用変奏曲
メシアン:世の終わりのための四重奏曲より イエスの永遠性への賛歌
ダングルベール:組曲 ハ長調
アントワーヌ・フォルクレ:J.B.A.フォルクレからの編曲による組曲
ラモー:『優雅なインドの国々』よりTendre amour、
『プラテー』よりAir de la Folie、新クラヴサン組曲よりサラバンド イ長調
ダングルベール:前奏曲 ニ短調、シャンボニエール氏のトンボー、リュリ『アルミード』のパッサカリア
メリザンド・マクナブネイ(チェンバロ)
録音:2018年6月/カナダ
★アムステルダム音楽院でアスペレンやエガーに学んだ逸材、メリザンド・マクナブネイが描くルイ14 世と15 世の時代の音楽。彼女は現代ピアノも弾きこなしあらゆる時代の鍵盤音楽をレパートリーにしているそうですが、本流は古楽。自然な呼吸と共にしなやかにうねる音楽の綾がたいへん美しいです。憂いを帯びた装飾音も格別。また短調の作品では、微妙な色調をにじませる調律によって、気だるい重さをまとった危うい響きを引き出しています。ラモーのオペラ・アリアからの編曲もあり、チェンバロの表現力の多彩さに驚かされる1枚。