Kind of Tango

ドイツを代表するドラマー、ウォフルフガング・ハフナー
『Kind of』シリーズ三部作完結編のテーマは“タンゴ”
アルゼンチンの哀愁とヨーロピアンの感性がシンクロして昇華した作品

  • アーティスト:Wolfgang Haffner
  • レーベル:ACT MUSIC
  • 品番:ACT-9899
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Wolfgang Haffner / Kind of Tango

1. Tango Magnifique (Lars Danielsson) 5:04
2. Tres Hermanos (Wolfgang Haffner) 3:32
3. La Cumparsita (Gerardo Matos Rodríguez) 3:23
4. El Gato (Wolfgang Haffner & Simon Oslender) 5:29
5. Close Your Eyes And Listen (Astor Piazzolla) 4:17
6. Libertango (Astor Piazzolla) 4:06
7. Dando Vueltas (Wolfgang Haffner) 4:34
8. Tango Cordoba (Ulf Wakenius) 5:35
9. Respiro (Wolfgang Haffner & Christopher Dell) 2:18
10. Chiquilín de Bachín (Astor Piazzolla) 4:03
11. Para Tito (Wolfgang Haffner) 3:16
12. Recuerdos (Wolfgang Haffner) 4:10

メンバー:
Wolfgang Haffner(ds), Lars Danielsson(b, cello), Christopher Dell(vib), Simon Oslender(p), Vincent Peirani(acco), Ulf Wakenius(g), Alma Naidu(vo), Sebastian Studnitzky(tp), Bill Evans(sax on 7,9), Lars Nilsson(flh on 3)

★ドイツを代表し、世界的にも活躍するベテラン・ドラマー、ウォルフガング・ハフナーの最新作は、『Kind of Cool』, 『Kind of Spain』と並ぶ『Kind of~』シリーズの三部作完結編で、タンゴをテーマにした一作。
★タンゴという音楽について、“リズムが本質であって、キャッチーなメロディがあり、その音楽の中には深い感情が織り込まれている”と語るハフナー。作品の原案アイデアはACTの社長であり、プロデューサー、シギ・ロッホによるとのことですが、シギからの提案を受けて、このプロジェクトに、ハフナーは確信的なものを感じたのこと。その確信に満ちたフィーリングは、ハフナーが思い描く“タンゴ”の世界となって作品に結実しました。
★“作品はオリジナルの楽曲を再現することではなく、翻訳のようなものだ”とハフナー自身が語るように、“Close Your Eyes And Listen”“Libertango”といったピアソラ・クラシックスをまじえつつ、自らのオリジナル、またメンバー(と)の楽曲など、オリジナルを中心にした構成。このプロジェクトの中心人物であるラーシュ・ダニエルソンの作曲によるオープニングは、タンゴ独特のマイナー・スケールのメロディで語られつつ、フィーチャーされるウルフ・ワケニウスのギター、クリストファー・デルのヴィブラフォンには、各自がもったヨーロピアンのテイストが多分に織り込まれる演奏。またハフナーのオリジナルには、大胆なリズムのアレンジが施され、ウルフ・ワケニウスのオリジナルM9では“コルドバ”と題しつつも、北の大地“スウェーデン”の世界がシンクロ。このメンバーだからこその個性が、楽曲、演奏に導入され、独自の世界に昇華したものとなっています。
★1950年代、ピアソラによって伝統的なスタイルから、革新がもたらされた“タンゴ”。メランコリックな感情表現を深くたたえつつ、アップデートされて2020年に発表された演奏の数々。アルゼンチンの哀愁と、ヨーロッパの感性が相い交わる12の楽曲を収録しています。

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