Catching Ghosts

ドイツ・フリー・ジャズ界の大御所ペーター・ブロッツマン
モロッコの伝統音楽グナワの名手マジッド・ベッカス
シカゴ育ちのドラマーハミッド・ドレイク
2022年のJazzfest Berlin公演でグナワ音楽に焦点を当てたライブを収録

  • アーティスト:Peter Brötzmann, Majid Bekkas, Hamid Drake
  • レーベル:ACT MUSIC
  • 品番:ACT-9970
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Peter Brötzmann, Majid Bekkas, Hamid Drake / Catching Ghosts

01 Chalaba 16:11
02 Mawama 7:11
03 Hamdouchia 14:01
04 Balini 5:33

メンバー:
Peter Brötzmann(tenor & alto saxophone, clarinet), Majid Bekkas(guembri & voice), Hamid Drake(drums & percussion)
Recorded live in concert by Sybille Strobel at Berliner Fest-spiele / Jazzfest Berlin 2022, Haus der Berliner Festspiele
November 4, 2022

★ドイツ・フリー・ジャズ界の大御所ペーター・ブロッツマン、モロッコの伝統音楽グナワの名手マジッド・ベッカス、シカゴ育ちのドラマーハミッド・ドレイクの三者による2022年のJazzfest Berlin公演での演奏を収録。
★81歳になるベテラン、ブロッツマンによる復帰作。彼とグナワ音楽とは、過去に、弦楽器ゲンブリ(シンティル)の巨匠マーレム・ムクター・ガニアとの『The Catch of a Ghost』(2019)や、1996年オーストリアの音楽アンリミテッド・フェスティバルでマ-レム・マフムード・ガニアと出会ったことなどで、接点を持ってきた。
★マジッド・ベッカスは、ブロッツマンと一緒に、グナワ文化の復活を提唱している。起源は解放された黒人奴隷がモロッコのイスラム社会に溶け込むのに苦労した歴史的経緯にあり、そうした宗教的な意味合いを持つグナワ音楽は、アメリカのブルースに似ている。ラバトの音楽舞踊学校でクラシックギターの教育を受けたベッカスは、10代の頃はポップな「チャビスタイル」のバンジョーを弾いていたが、ゲンブリに転向。ブルース、ジャズ、フュージョン、ポップスの要素を着実に取り入れ、ヨアヒム・キューンやクラウス・ドルディンガーのバンドPassportなどに参加し、1996年からラバトのJazz au Chellah Festivalで共同芸術監督を務める。
★ドラマーハミッド・ドレイクはブロッツマンとはカルテット「ダイ・ライク・ア・ドッグ」や「シカゴ・テンテット」などのバンドで長年のパートナーを務めるなど、このバンドにおいて三者は対等な関係性の上に演奏を繰り広げている。
★2022年Jazzfest Berlinで行われた本ライブでは、グナワ聖歌の呪文を即興で演奏。サックス、クラリネット、タラゴットは唸りによって召喚呪文を表現、ドラムは内なる衝動を喚起し、弦楽器がすべてを結びつけ、アラビア語やベルベル語を知らないリスナーにも音楽によって直接メッセージを伝えた。

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