Jazz at Berlin Philharmonic XI: The Last Call

アナログ盤で登場!
ラリー・コリエル&フィリップ・カテリーンの二人による
2017年ベルリン・フィルハーモニー・ライヴ

  • アーティスト:Larry Coryell、Philip Catherine
  • レーベル:ACT MUSIC
  • 品番:ACTLP-99291
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:LP
  • 付属品:MP3 ダウンロード・コード付

TRACK LIST

Larry Coryell & Philip Catherine / Jazz at Berlin Philharmonic XI: The Last Call

01 Ms. Julie (Larry Coryell) 7:14
Larry Coryell and Philip Catherine
02 Homecomings (Philip Catherine) 6:58
Larry Coryell and Philip Catherine
03 Manhã de Carnaval (Luiz Bonfá & Antônio Maria) 7:07
Larry Coryell and Philip Catherine
04 Jemin-Eye’n (Larry Coryell) 5:28
Larry Coryell and Philip Catherine
05 Embraceable You (George Gershwin) 4:54
Philip Catherine and Jan Lundgren
06 Bags’ Groove (Milt Jackson) 6:43
Larry Coryell and Lars Danielsson
07 Green Dolphin Street (Oscar Peterson) 9:31
Jam: Larry Coryell, Philip Catherine, Lars Danielsson, Jan Lundgren and Paolo Fresu

メンバー:
Larry Coryell (g), Philip Catherine (g), Jan Lundgren (p), Lars Danielsson (b), Paolo Fresu (tp)

★1943年生まれのラリー・コリエル、1942年生まれのフィリップ・カテリーン
欧米2人のギタリストによる、2017年ベルリン・フィルハーモニーでの共演公演を収めた作品がアナログ盤で登場。
★2人は、1976年、同会場で、ラリー・コリエル率いるイレヴンス・ハウスのメンバーとして演奏。その後77年にロンドンで『Twin House』を、78年にハンブルグで『Splendid』をデュオで録音。その後もヨーロッパ、また南北アメリカ各地と広範囲のツアーを行い、チャールズ・ミンガスのバンド・メンバーとして共演などもした知る人ぞ知る名コンビ。そして、その仕掛け人は、ほかでもない、本ACTレーベルのファウンダーでありプロデューサーであるシギ・ロッホ。本作はそのシギが『Twin House』のレコーディング40周年を記念して企画したもので、ジャズの歴史を感じさせるものでもある。
★オープニングトラックは、『Twin House』のオープニングだった「ミス・ジュリー」。この演奏を聴いただけでも、双方のギタリストが時を超えてお互いをリスペクトしていることが感じられ、好印象。ボサノバの名曲「カーニバルの朝」などを聴くと、コリエルのアコースティック・ギター、カテリーンのエレキ・ギター、2本が、表裏、カッティングにソロに思慮深い会話を繰り広げていて心温まる。
★また後半は、ピアノのヤン・ラングレン、ベースのラーシュ・ダニエルソンが加わりカテリーンはラングレンと、コリエルはダニエルソンとデュオを披露。また、ラストは、ヨーロッパを代表するトランペッター、パオロ・フレスも加わり華を添える。名曲「グリーン・ドルフィン・ストリート」の演奏の後には会場から温かい拍手が鳴り響いてやまない。
★ラリー・コリエルは、この4週間後、亡くなってしまうこともあり、ある種運命的な企画。ジャズの歴史をミュージシャンとともに創り上げてきたシギ・ロッホだからこそのドラマも感じる公演、作品です。

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