イェスペル・ヌーディン:『声』、『三度目の回顧』

独自のスタイルを築いたイスウェーデンの作曲家ヌーディン。
ハーディング指揮スウェーデン放響演奏の
管弦楽のための三部作『声』も収録!

  • アーティスト:ダニエル・ハーディング、スウェーデン放送交響楽団、ほか
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS-2629
  • ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD BIS ecopak
  • 収録時間:64:40

TRACK LIST

イェスペル・ヌーディン:『声』、『三度目の回顧』

イェスペル・ヌーディン(1971-)
①『声(Röster)』~管弦楽のための三部作
 「呼びかけ(Åkallan)」(2013)
 「傷跡(Ärr)」(2014)
 「運命/荒廃した(Öde)」(2015)

②三度目の回顧(3rd Retrospective)~5弦エレクトリック・ヴァイオリン、弦楽オーケストラとライヴ・エレクトロニクスのための(2019)

①スウェーデン放送交響楽団、ダニエル・ハーディング(指揮)
②ムシカ・ヴィテ、マーリン・ブルーマン(5弦エレクトリック・ヴァイオリン、アーティスティック・ディレクション)、イェスペル・ヌーディン(エレクトロニクス)
録音:①2016年10月13&14日/ベールヴァルドホール、ストックホルム、スウェーデン(ライヴ)
②2021年8月25&26日/ニューガータン6、ヴェクショー、スウェーデン(セッション)

★イェスペル・ヌーディン(1971-)は、ロック、即興音楽、民俗音楽といったジャンルを背景とする、強い情動効果のある音楽の作曲家として活躍しています。『Emerging from Currents and Wave(潮流と波浪の間から出現する)』(BIS SA-2559)につづくアルバムには、スウェーデン放送交響楽団が初演して注目された「管弦楽のための三部作」《Röster(声)》と、自身の過去の作品をさまざまな方法で「振りかえる」シリーズの《3rd Retrospective(三度目の回顧)》の2つの管弦楽作品が収録されました。
★《Röster(声)》は、きわめてはっきりした「声」をもつ、スウェーデンの異なる種類の音楽に基づく「三部作」です。家畜を呼び寄せる「クルニング(kulning)」をベースにした〈Åkallan(呼びかけ)〉。ウーメオのエクストリーム・メタルバンド「メシュガー(Meshuggah)」の曲《Bleed》がインスピレーションになった〈Ärr(傷跡)〉。「運命」と「荒廃した」の2つの意味をもち、スウェーデンのオペラ歌手ふたり、ビルギット・ニルソンとユッシ・ビョルリングの残したいくつかの録音に基づく〈Öde(運命/荒廃した)〉。最初の2曲を作品を献呈されたヨーテボリ交響楽団とケント・ナガノと、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団とバルドゥル・ブレンニマンが初演。ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団が、〈Öde〉を加えた「三部作」として初めて演奏しました。このアルバムに収録されたのは、そのライヴ録音です。
★《3rd Retrospective(三度目の回顧)》は、作曲者ヌーディンの父バッテ・サーリンが作ったコミュニティ・プレイ中で農夫の未亡人が歌う歌を素材に書かれた「ポルスカ」です。スウェーデンを代表する弦楽オーケストラのひとつ「ムシカ・ヴィテ」と、スウェーデン放送交響楽団のリーダーでもあるマーリン・ブルーマンから委嘱を受けて作曲されました。

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