デュティユー:作品集

歌曲、バレエ、映画音楽…
20世紀の巨匠デュティユーの知られざる作品群、世界初録音がついに登場!

  • アーティスト:フランス国立ロワール管弦楽団、パスカル・ロフェ
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-1651
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.0 Surround sound、マルチチャンネル
  • 収録時間:74:20

TRACK LIST

デュティユー:作品集

1.-3. バレエ「狼」全曲版
4.-6. ジャン・カスーの3つのソネット(5.6.**)
7.-12. 映画音楽「弾痕」からの抜粋*
13.-16. 4つの歌**
17.-19. 3つの交響的絵画*
* 世界初録音  ** オーケストラ版世界初録音

フランス国立ロワール管弦楽団(コンサートミストレス:パク・チユン)、パスカル・ロフェ(指揮)
ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)(4.-6.,13.-16.)
ヴァレリー・アールマン=クラヴリー(オンドマルトノ)(7.-12.,17.-19.)
セッション録音:2015年7月/ナント

★SACDハイブリッド盤。20世紀フランス音楽界を代表する作曲家、アンリ・デュティユー。2013年に亡くなったこの巨匠は、2曲の交響曲や管弦楽作品「メタボール」などの名作でその地位を揺るぎないものにしました。そんな彼の作品のうち、このディスクでは世界初録音を含むあまり知られていない作品に焦点が当てられています。
★バレエ「狼」は、ジプシー女に夫を誘惑され、サーカス小屋から狼を夫だと騙されて連れて帰った妻が、狼に愛情を抱く話。そのユニークな筋書きは「美女と野獣」の物語のヴァリエーションとも言われています。公演は3か月に渡る大成功で、バレエ音楽の分野での彼の名声を高めました。親しみやすく、ユーモラスながら洗練されている響きが魅力的な作品です。
★デュティユーはまた5本の映画にも関わっています。彼が初めて手掛けた映画音楽が、当ディスクにおさめられているアンリ・ドコワン監督の「弾痕(La Fille du diable)」です。曲の開始早々、20世紀前半に発明された電子楽器、オンドマルトノの不気味な音色が聴こえてきます。この楽器は、エミリーブロンテの名作「嵐が丘」の劇音楽をコンサート形式にした「3つの交響的絵画」でも使われ、荒野の犬の遠吠えを思わせる効果を出しています。
オーケストラと声楽のための「ジャン・カスーの3つのソネット」の2,3曲目と「4つの歌」全曲は、オーケストラ版での録音は世界初。フランス歌曲の系譜が感じられる色彩感で聴き手を虜にします。あまり知られていないデュティユーの作品で、彼の魅力を再発見できるディスクです。

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