ジャルバート& バッハ:ヴァイオリン協奏曲、他

ミルシティンが所有していた愛器ストラディヴァリウスを使用!
マーガレット・ベイチャーがロサンゼルス室内管と
ジャルバート、バッハ、ペルト、ヴァスクスを録音

  • アーティスト:マーガレット・ベイチャー、ロサンゼルス室内管弦楽団、ジェフリー・カヘイン
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2309
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:63:41

TRACK LIST

『ジャルバート|バッハ|ペルト|ヴァスクス』

①ピエア・ジャルバート(1967–):ヴァイオリン協奏曲(2017)
②ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750):ヴァイオリン協奏曲第1 番 イ短調 BWV1041
③アルヴォ・ペルト(1935–):フラトレス(1977/92)【ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器のための版】
④ペーテリス・ヴァスクス(1946–):孤独な天使(1999/2006)

マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン;ストラディヴァリウス1716年製作Milstein ex Goldman)、
ロサンゼルス室内管弦楽団、ジェフリー・カヘイン(指揮)
録音:①2018年3月17日/アレックス・シアター(グレンデール、カリフォルニア)&
3月18日/UCLA、ロイスホール(ロサンゼルス、カリフォルニア)(ライヴ録音)
② -④ 2018年9月15日/コルバーン音楽学校、ジッパーホール(ロサンゼルス、カリフォルニア)(セッション録音)
制作:ジュディス・シャーマン
録音:エドワード・アンコーナ

★SACDハイブリッド盤。ロサンゼルス室内管弦楽団(LACO)は、1968年の創設。サー・ネヴィル・マリナー、ジェラード・シュワルツ、アイオナ・ブラウン、クリストフ・ペリック、ジェフリー・カヘインが音楽監督を歴任、アメリカ屈指の室内管弦楽団のひとつと呼ばれるようになりました。2019年/2020年のシーズンからハイメ・マルティンが音楽監督を務めています。ロサンゼルス室内管弦楽団の初めてのBISレーベルへの録音は、コンサートマスターのマーガレット・ベイチャーのソロで、J.S.バッハのイ短調の協奏曲など「ヴァイオリンとオーケストラ」の作品4篇を収録。当録音ではあのナタン・ミルシティンの愛器、1716年製作のストラディヴァリウス Milstein ex Goldmanで演奏しております。エレガントで艶やかな音色が魅力です。
★ピエア・ジャルバート(1967–)は、ニューハンプシャー州マンチェスターのフランス系カナダの家系生まれ。オハイオ州のオーバリン音楽院でピアノと作曲を学び、ペンシルべニア大学の主任教授ジョージ・クラムの下で作曲の博士号を取得しました。アーロン・コープランドを「ヒーロー」と呼び、ジャルバート自身、色彩感のある、すばらしく巧みに作られた、人好きのする音楽を発表しています。初録音の《ヴァイオリン協奏曲》は、〈Soulful, mysterious – Scherzando(感情のこもった、神秘的な - スケルツァンド)〉と〈With great energy(大きなエネルギーとともに)〉の2楽章の作品です。2002年から2005年までコンポーザー・イン・レジデンスを務めたロサンゼルス室内管弦楽団と、セントポール室内管弦楽団、ミルウォーキー交響楽団の共同委嘱で作曲。2017年6月にミネソタ州セントポール、2018年2月にウィスコンシン州ミルウォーキーで演奏され、3月、ロサンゼルス室内管弦楽団により西海岸初演されました。
★アルヴォ・ペルトの《フラトレス(兄弟たち)》は、1977年、室内アンサンブルのために作曲され、ギドン・クレーメルが「ヴァイオリンとピアノ」の版を演奏して以来、ペルト自身が編曲した版のほか、アーティストたちが自分たちの楽器のために作った版もあり、ペルトのもっとも演奏されることの多い「クラシック」になったと言われます。このアルバムでは、作曲者自身が1992年に作った「ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器」の版が演奏されます。ラトビアの作曲家ペーテリス・ヴァスクスの《孤独な天使》は、1999年に作曲した弦楽四重奏曲第4番の終楽章を「悲しい目で見つめながら世界の空を飛ぶ天使」をイメージして改作、ギドン・クレーメルにより初演された作品です。
★マーガレット・ベイチャーは、1998年からロサンゼルス室内管弦楽団のコンサートマスターを務め、ソリスト、室内楽奏者として活動、南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校とコルバーン音楽アカデミーで教えています。ジェフリー・カヘイン(1956–)とロサンゼルス室内管弦楽団が共演したヒラリー・ハーンのバッハの協奏曲集(DG)で《2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043》の第2ヴァイオリンを担当しました。私生活では、数多くの映画とテレビの音楽を書いている作曲家ジョエル・マクニーリーの夫人です。

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