セバスチャン・ファーゲルルンド:秋のソナタ

映画監督ベルイマン生誕100年記念。
映画『秋のソナタ』に基づく歌劇をリリース!
オッターがシャルロッテ役で出演!

  • アーティスト:アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2357
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2SACD Hybrid
  • 収録時間:120:08

TRACK LIST

セバスチャン・ファーゲルルンド(1972–):歌劇《秋のソナタ》(2014–16)

アンネ・ソフィ・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ/シャルロッテ)
エリカ・スンネゴード(ソプラノ/エヴァ)
トンミ・ハカラ(バリトン/ヴィクトル)
ヘレナ・ユントゥネン(ソプラノ/ヘレナ)
ニコラス・ソーデルルンド(バス/レオナルド)
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)、
フィンランド国立歌劇場合唱団、フィンランド国立歌劇場管弦楽団
ライヴ録音:2017年9月19日、23日、30日/フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)

★SACDハイブリッド盤。スウェーデンの映画監督ベルイマン(1918–2007)の生誕100年を記念する2018年、ローランド・ペンティネンの『イングマール・ベルイマン監督作品の音楽』(BIS SA 2377)につづくアルバムが、BISレーベルからリリースされます。フィンランド国立歌劇場の委嘱で制作された歌劇《秋のソナタ》。イングリッド・バーグマンとリヴ・ウルマンが主演したベルイマンの1978年の映画『秋のソナタ(Höstsonaten)』に基づきフィンランドの作家グニッラ・ヘンミング(1955–)がスウェーデン語の台本を執筆、フィンランドのセバスチャン・ファーゲルルンド(1972–)が作曲した作品です。 ★「秋。牧師館に住むエヴァと夫ヴィクトルは、彼女の母シャルロッテの訪問を心待ちにしている。シャルロッテはコンサート・ピアニストとして忙しく、7年の間、娘たちと会っていない。エヴァとヴィクトルは3歳の息子エーリクを水の事故で亡くし、シャルロッテもパートナーのレオナルドに先立たれている。シャルロッテが牧師館に着くと、障害をかかえ、彼女が施設に入れたはずのヘレナをエヴァが引き取っていた。母と娘の間の緊張が次第に高まっていく……」。ヘンミングとファーゲルルンドは、このストーリーを序曲、第1景「牧師館で」から第13景「ヘレナの部屋の外で」までの第1幕、第14景「ヘレナの部屋の外で」から第19景「エピローグ」の第2幕に構成。牧師館の「現在」の中に「コンサートホールで」(第3景)「シャルロッテと聴衆」(第5景)、「シャルロッテ、エヴァと聴衆」(第7景)、「墓地で」(第9景)、口のきけないヘレナが突然、語り始める場面(第17景)と、異なる時と時間の出来事が多層的に組みこまれ、ベルイマンが「現実」の中で描いた相克が、現実と空想を極限まで広げたステージに表現されます。作曲者ファーゲルルンドの音楽は「豊かな響き、速い動き、多面的でありながらモダニズムの厳格さを嫌う」スタイルが特徴として指摘されています。 ★《秋のソナタ》は、第2次ロシア・スウェーデン戦争(1808–09)に題材を採った《デーベルン》(BIS SA 1780)に次ぐ彼のオペラ第2作です。初演は、2017年9月8日、フィンランド国立歌劇場。注目はシャルロッテをメゾ・ソプラノのアンネ・ソフィ・フォン・オッター(1955–)が歌っております。また《フィデリオ》のタイトルロールでメトロポリタン歌劇場にデビューしたソプラノのエリカ・スンネゴード(1966–)がエヴァを歌っています。指揮者のヨン・ストゥールゴールズ(1963–)は、2015年までヘルシンキ・フィルハーモニックの首席指揮者を務め、現代音楽を主なレパートリーに欧米のオーケストラを指揮しています。このアルバムは、フィンランド国立歌劇場で初演に続いて行われた3 回の公演をライヴ収録して制作されました。

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