『エコー- 時代を越える歌』

ソプラノ歌手ルビー・ヒューズが送る
17世紀から現代の作曲家たちの作品によるプログラム

  • アーティスト:ルビー・ヒューズ、ヒュー・ワトキンズ
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2568
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:63:33

TRACK LIST

『エコー(Echo)- 時代を越える歌』

●ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):サラバンド(Sarabande)(《パルティータ第4番 ニ長調 BWV 828》から)
●思え、わが心よ(Gedenke doch, mein Geist, zurücke)(ベンジャミン・ブリテンによる編曲《5つの宗教的歌曲》第1曲)
●J.S.バッハ:サラバンド(Sarabande)(《フランス組曲第3番 ロ短調 BWV 814》から)
●甘き死よ来たれ(Komm, süsser Tod)(ベンジャミン・ブリテンによる編曲《5つの宗教的歌曲》第4曲)
●J.S.バッハ:コレンテ(Corrente)(《パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830》から)
●いと尊きイエスよ(Liebster Herr Jesu)(ベンジャミン・ブリテンによる編曲《5つの宗教的歌曲》第3曲)
●ヒュー・ワトキンズ(1976-):エコー(Echo)(2017)(ソプラノとピアノのための)
  Ⅰ.エコー(Echo)
  Ⅱ.恍惚の一瞬には(For each ecstatic instant)
  Ⅲ.悲しみが燃え尽きるものなら(If grief could burn out)
  Ⅳ.あなたが年老いたとき(When you are old) 
  Ⅴ.青ざめた赤子(Baby blue)
●ヘンリー・パーセル(c.1659-1695):
 美しい柔和さが(By beauteous softness)(トーマス・アデスによる編曲(2017))
 しばし楽の音に(Music for a while)(マイケル・ティペットとウィルター・バーグマンによる編曲(1949))
●伝承曲(ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)編曲)
●彷徨いながら不思議に思う(I wodner as I wander)(c.1941)
●ホワイト・ロックのデイヴィッド(Dafydd y Garreng Wen)(《8つの民謡の編曲》(1976)から コリン・マシューズによるピアノ版)
●なんと優しいエコーの答え(How sweet the answer)(《民謡の編曲 第4巻》(1957)から)
●デボラ・プリチャード(1977-):世界(The World)(2021)
●シェリル・フランシス=ホード(1980-):嘆き(Lament)(2012)
●エロリン・ウォレン(1958-):地に平和を(Peace on Earth)(2006)

ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
ヒュー・ワトキンズ(ピアノ)
録音:2021年4月28日-5月1日/ポットンホール(ウェスルトン、サフォーク、イングランド)

★SACDハイブリッド盤。イギリスのソプラノ歌手、2011年から2013年の BBC New Generation Artists に選ばれたひとり、ルビー・ヒューズ Ruby Hughes は、2014年の『ヴェネツィアのクリスマス』(BIS SA-2089)、ヴァンスカとミネソタ交響楽団のマーラーの《復活》(BIS SA-2296)、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパの『リニューアル』(BIS SA-2549)の録音に参加、『愛と喪失のヒロインたち』(BIS SA-2248)に始まる3枚のリサイタル・アルバムをリリースしてきました。
★作曲家でピアニストのヒュー・ワトキンズ Huw Watlkins(1976-)と共演した新作の『エコー(Echo)』は、「時代を越える歌(songs across the ages)」の副題をもち、それぞれの音楽で語り、たがいに愛情をこめて「響きあう」17世紀から現代の作曲家たちの作品によるプログラムのアルバムです。「時を越える感情の結びつきを示唆する」バッハのソロ・キーボードのための《サラバンド》と《コレンテ》、ベンジャミン・ブリテンがバッハの曲を「現代の音楽」に作った《5つの宗教的歌曲》と、イギリスの民謡の編曲。《8つの民謡の編曲》の〈ホワイト・ロックのデイヴィッド〉は、ウェールズ生まれのヒューズとワトキンズに敬意を払って選ばれ、コリン・マシューズが作ったピアノ共演版で演奏されます。パーセルの《美しい柔和さが》と《しばし楽の音に》は、トーマス・アデス、マイケル・ティペットとウィルター・バーグマンによる版による演奏です。
★ヒュー・ワトキンズの歌曲集《エコー》は、クリスティーナ・ロセッティ、エミリ・ディキンソン、フィリップ・ラーキン、W・B・イェイツ、デイヴィッド・ハーセントの詩がテクストに使われています。メイン・プログラムにふさわしい、詩情と内省の音楽です。カーネギーホールとウェールズのプレスティン音楽祭からルビー・ヒューズのために委嘱され、2017年10月にニューヨークで初演されました。
★プログラム最後の3つの歌は、イギリスの作曲家による作品です。デボラ・プリチャード Deborah Pritchard(1977-)が、ヘンリー・ヴォーン Henry Vaughan(1621-95)の詩に作曲した、ルビー・ヒューズのための《The World(世界)》。シェリル・フランシス=ホード Cheeryl Frances-Hoad(1980-)のアンドルー・モーション Andrew Motion(1952-)の詩による《Lament(嘆き)》。エロリン・ウォレン Errollyn Wallen(1958-)が自身で詩を書いた「クリスマスキャロル」の《Peace on Earth(地に平和を)》。
★前作の『新しい命と愛の歌(Songs for New Life and Love)』(BIS SA-2468)に「ガーディアン」紙が呈した「美しい演奏による、想像力あふれるリサイタル」の賛辞が「こだま」するアルバムです。

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