古楽指揮者ジュリアン・パーキンスのピアノも光る、近代イギリス・ピアノ・デュオ集
- アーティスト:エマ・アバーテ、ジュリアン・パーキンス
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2578
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
- 収録時間:69:47
古楽指揮者ジュリアン・パーキンスのピアノも光る、近代イギリス・ピアノ・デュオ集
20指のトーナメント~イギリスのピアノ・デュオ作品
①レノックス・バークリー:パーム・コート・ワルツOp.81の2
②同:4手のためのソナチネ変ホ長調Op.39
③同:主題と変奏曲Op.73
④リチャード・アーネル:4手のためのソナチネOp.61
⑤スティーヴン・ドッジソン:20指のトーナメント
⑥同:4手のためのソナタ
⑦コンスタント・ランバート:白鍵のための3つの黒人小品
エマ・アバーテ&ジュリアン・パーキンス(ピアノ・デュオ)
録音:2020年11月16-17日/セント・ジョージ(ブリストル)
★連弾または2台ピアノはフランス、ドイツ、ロシアに魅力作が豊富なイメージがありますが、意外にも発祥は16世紀のイギリス。20世紀のイギリス作品を集めた意欲的なアルバムの登場です。
★20世紀といっても前衛的なものではなく、いずれもメロディアスで聴きやすいものばかり。原曲はオーケストラのレノックス・バークリーの「パーム・コート・ワルツ」ノスタルジックな情感は特にオススメ。またコンスタント・ランバートは全体で約9分の間、一度も黒鍵が現れない作品。南米風のリズムが心地よく、驚くほど豊かな音で盛り上がります。アーネルのソナチネ、ドッジソンの2篇は世界初録音。
★ナポリ出身のエマ・アッバーテと、古楽指揮とクラヴィコード、チェンバロ奏者として著名なジュリアン・パーキンスによるピアノ・デュオがBIS登場。これまで他レーベルからフォルテピアノ連弾によるモーツァルト集をリリースしてきましたが、今回はスタインウェイDを存分に鳴らして充実した世界を作り上げています。古楽界の大物パーキンスは近代作品でも新鮮な解釈を聴かせてくれます。