ソロ楽器としてのヴィオラ・ダ・ガンバが生んだ
独自の語法による世界
- アーティスト:マッテオ・チッキッティ、ムジカ・エレジェンティア
- レーベル:CHALLENGE CLASSICS
- 品番:CC-72918
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:51:12
ソロ楽器としてのヴィオラ・ダ・ガンバが生んだ
独自の語法による世界
リチェルカーレとカンツォーネ
ディエゴ・オルティス(ca.1510-1576):
『変奏論』(1553)より
リチェルカーレ第1~4番(第2巻)
トビアス・ヒューム(ca.1569-1645):
『エア集 第1巻』(1605)より
ガリアード / 愛のアルメイン / 玩具 / 陽気な会議 / アルメインの精神 / 奥方のアルメイン
ベンジャミン・ヘリー(1680-1690頃活躍):
『ヴィオリスト大全』*(1699)より
詩篇100・詩篇92 / メヌエット / ゆったりしたエア / ブーレ
アンジェロ・ミケーレ・ベルタロッティ(ca.1665-1747):
『定旋律と装飾を迅速に習得するための易しい手引き』*(1698)より
コントラルトのためのリチェルカーレ第1~10番 / ソプラノのためのリチェルカーレ第1・3・4・6~11番
*世界初録音
マッテオ・チッキッティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ムジカ・エレジェンティア
録音:2021年8月/イタリア、サンタ・マリーア・インバーロ、聖母マリア教会
★ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏の誕生から終焉までを描くアルバム。ルネサンスに花開いたこの楽器は、チェロに取って代わられたというより、独自の文学を楽しみ続けたと言った方が良いかもしれません。しばしば教訓的、芸術的価値を持つレパートリーがあり、控えめながら音楽を深いところまで掘り下げたような世界が広がっています。教本的な曲集がそれ自身で音楽的にも完結しているという、不思議な魅力の音楽が収録されています。厳かで瞑想的な雰囲気がたまりません。