ベートーヴェン、バッハ、ブラームス

このピアニストを知るに不足なし、
こだわりの選曲と納得の演奏で聴く“3大B”
ラトビアの俊英によるデビュー盤!

  • アーティスト:ゲオルグ・キュルディアン
  • レーベル:CHALLENGE CLASSICS
  • 品番:CC-72937
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:71:25

TRACK LIST

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 『テレーゼ』 Op.78
J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110

ゲオルグ・キュルディアン(ピアノ)
録音:2021年10月13-15日/ドイツ、マリーエンミュンスター文化財団、第3修道院

★ゲオルグ・キュルディアンは1994年ラトビアのリガ生まれ。同国のペトリス・ヴァスクスにもピアノと作曲の手ほどきを受けています。2013年ラフマニノフ国際ピアノコンクール第3位、2014年第19回ヨハン・セバスチャン・バッハ国際コンクール第3位&聴衆賞などの受賞歴を持ち、2016年からはドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学で河村尚子に学んでいます。
★ベートーヴェンのソナタから、ユーモラスな自由さを持つ第24番と、叙情・荒々しさ・絶望・和解という4つの異なる表現に直面させられる第31番を収録。バッハ作品のなかでも快活で楽天的な響きを持つ「フランス組曲第5番」と、小さな形式に感情を凝縮したブラームスの「作品116」が、この2曲のソナタに挟まれています。ドイツ語圏でしばしば「3大B」と呼ばれる作曲家たちはキュルディアンにとっても非常に近い存在ということで、各曲とも非常に練られた演奏。意外とこういったアルバムで勝負する演奏家も少ないのではないでしょうか。
★明るくよどみない流暢なタッチでペダリングも絶妙、まずその高い技術に驚かされます。しかしそれだけではなく、バッハでは思い切った抑揚をつけて歌ったり、ブラームスでは響きを濁らすことなく自在な緩急で音楽を揺り動かしたりと、聴いていてはっとする箇所の多い演奏です。ベートーヴェン31番の嘆きの歌とフーガでは、音をきちんと鳴らし、自然な流れを崩さず、かつ精神的な高まりもあるという、まっとうでみごとな世界を造り上げています。

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