つらい別れ、聖母マリアとマグダラのマリア ~モンテヴェルディと同時代の音楽

胸に迫る音楽を生み出した新しい手法
1600年前後の変革がもたらした悲劇の歌

  • アーティスト:ピア・ダヴィラ、ベルンハルト・ライヒェル、アンサンブル・ムジカ・ゲトゥトシュト
  • レーベル:COVIELLO CLASSICS
  • 品番:COV-92310
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:56:53

TRACK LIST

つらい別れ、聖母マリアとマグダラのマリア ~モンテヴェルディと同時代の音楽

サラモーネ・ロッシ(1570-1630):Sinfonia nona
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):Salve Regina
サラモーネ・ロッシ:Sonata Ottava sopra l’Aria è tanto tempo hormai
ジョヴァンニ・ロヴェッタ(1596-1668):O Maria Quam pulchra es
サラモーネ・ロッシ:Sonata terza sopra l’Arie della Romanesca
タルクィーノ・メルーラ(1595-1665):Canzonetta sopra la nanna
サラモーネ・ロッシ:Sinfonia seconda
パオロ・クアリアーティ(1555-1628):Aria sopra la Romanesca: O quante volte il dì
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):Partite sopra „La Monica“
ジローラモ・フレスコバルディ:Dopo si lungo error
ジローラモ・フレスコバルディ:Maddalena alla croce
サラモーネ・ロッシ:Sonata prima detta la Moderna
クラウディオ・モンテヴェルディ:Lamento della Maddalena
ジョヴァンニ・カプスベルガー(1580-1651):Toccata VIII
ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):Ciaconna: S’io mio parto, ò mio Signore

ピア・ダヴィラ(ソプラノ)
ベルンハルト・ライヒェル(テオルボ、指揮)
アンサンブル・ムジカ・ゲトゥトシュト
録音:2023年1月24-28日/ベルリン

★感情表現への関心が高まっていき劇的な様式に変化していった1600年前後の芸術分野。宗教音楽もまた淡々と事実を語るものから、人間の心理、情感を力強く描くものに変わっていきます。音楽史に変革をもたらしたモンテヴェルディと同時代の作曲家たちは、キリストの受難を聖母マリアやマグダラのマリアの視点から描き、つらい別れ、心の嘆きに重点を置いた新しい音楽を展開しました。そんな胸に迫る、生き生きとした音楽を集めたアルバムです。
★ベルリン生まれのピア・ダヴィラはもともとクラシックギターを学び、後に声楽家に転向したという人物。レパートリーは広範でオペラだけでもパーセル、モーツァルト、ワーグナーから新作まで歌っています。このアルバムでは、バロック・スタイルのなかでの深く繊細な感情表現が楽しめます。

トレイラーはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=Ju8HIVqSYmE

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