★縦横無尽に魅惑的なサウンドを作りだすインストゥルメンタル・グループ、”マリッジ・マテリアル”による、2年ぶり2作目となる最新アルバム。
★マリッジ・マテリアルは現在ベルリンを拠点に活動をしており、ウェザー・リポート、トライバル・テック、フランク・ザッパ、アラン・ホールズワース、ジャコ・パストリアス、チック・コリアなど、様々なレジェンドのサイドマンとして数え切れないほどのアルバムやツアーを行ってきた４人組バンド。
★フェリックス・レールマンの正確無比なドラムと、ベーシストのトーマス・シュティーガーの響くグルーヴを軸に、ギタリストのアルト・マケラ、パーカッションのラファエル・マインハートによる万華鏡のように煌びやかなヴァイブで、ハイエナジーな音楽を作り出している。
★今作でも、彼らが定義する"シネマティック・ジャズ"というテーマが随所に散りばめられており、ジャズの即興的な要素を映画的に再解釈し、それらを強調している。アルバムのアートワークに描かれている『Enchantment Under the Sea』は、映画『バックトゥザフューチャー』に出てくる高校のダンス大会の名前で、アルバムのタイトルにふさわしいと思い付けたのだとか。クラゲやタコのように海面下で優しく浮遊し、優雅に踊り、色を変えながら美しく見えるようなアイデアを想像して作られた別世界へと誘う1枚。