Last Day Of Spring

ウクライナのピアニスト、ヴィタリー・キアニーツィア・トリオのデビューアルバム
流麗なピアノが紡ぎ出す、洗練されたメロディが咲き乱れる一枚

  • アーティスト:Vitalii Kyianytsia Trio
  • レーベル:DOUBLE MOON
  • 品番:DMCHR-71399
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Vitalii Kyianytsia Trio / Last Day Of Spring

1. Spiral (08:43)
2. Triple (05:26)
3. Last Day Of Spring (06:53)
4. S.O.M. & D.I.D. (08:32)
5. Gnosienne (07:49)
6. Interlude (02:07)
7. Twenty Two (07:54)
8. Stranger Than Fiction (05:09)
9. Fragile (06:18)
10. Spring Sprint (07:42)

メンバー:
Mathias Rupping(drums), Johannes Fink(double bass), Vitalii Kyianytsia(piano)
Recorded On 28-29 June 2021

★ヴィタリー・キアニーツィアはキエフ出身、6歳からピアノ学び始める。17歳でジャズに興味を持ち始め、当初はオスカー・ピーターソンやビル・エヴァンス、チック・コリアやハービー・ハンコックに傾倒していく。その後、キエフでジャズを学びつつも、クラシックの作曲をも習得。
★しかし、ジャズピアニストになるまでの道のりは長く、卒業後、まずニューミュージックの分野にのめり込んでいく。2017年、フランクフルトのアンサンブル・モデルンから招待を受け、そこで1年間演奏し、さらに1年間シュトゥットガルトでニューミュージックを学び、そこから現在拠点を置くベルリンへと至る。当初はニューミュージックの為にベルリンに移ったものの、ジャズミュージシャンが多くいる土地柄からか、ジャズへの情熱がまた沸々と湧き上がってくることに。
★ベーシストのヨハネス・フィンクはベルリンのシーンでよく知られているミュージシャンで、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、カート・ローゼンウィンケル、ロルフとヨアヒムのキューン兄弟、高瀬アキといった有名ミュージシャンと共演を果たしている。「ヨハネスは、5弦のチェロ・ベースという非常に特殊な音色を持つ楽器を演奏している」とキアニーツィアは強調する。
★ドラマーのマティアス・ルッピンはオーストリア人だが、長年ベルリンのシーンに欠かせない存在で、例えばバンド「スコープス」やトビアス・マインハート・カルテット、ダニエル・ヴェルトリンガー・カルテットなどで活躍中。
★本作は洗練された華麗なメロディーが全編を彩る。最後にトリオで演奏される「Spring Sprint」は、息もつけないほどの名演。

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