Espace Cardin 1977

≪デクスター=注目の未発表音源続々!≫
1977年9月25 日パリ
デクスター・ゴードンとアル・ヘイグの唯一の共演記録!
初顔合わせとは思えないリラックス感と程よいテンション感
ソプラノでの演奏も収録した、貴重かつ素晴らしい記録

  • アーティスト:Dexter Gordon
  • レーベル:ELEMENTAL MUSIC
  • 品番:EMLP-5990531
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:LP
  • その他の製品情報:ダブルジャケット 180g重量盤  限定盤

TRACK LIST

Dexter Gordon / Espace Cardin 1977

SideA
1. Sticky Wicket (Dexter Gordon) 13:14
2. Oleo (Sonny Rollins) 10:07

SideB
1. Body And Soul  
(Frank Eyton / John Green / Edward Heyman / Robert Sour) 14:17
2. Antabus (Dexter Gordon) 8:53

メンバー:Dexter Gordon(ts, ss-M2), Al Haig(p),
Pierre Michelot(b), Kenny Clarke(ds)
Espace Pierre Cardin (Théâtre de la Ville),
Paris, France, September 25, 1977.
Produced by Jordi Soley & Vincent Maladry.
Project coordinator: Michael Cuscuna.

デクスター・ゴードンは1976年に長いヨーロッパ生活を切り上げて米国へ戻りましたが、その後もしばしば渡欧しています。これは、77年にパリを再訪したときのライヴ・パフォーマンスで、もちろん初登場。共演しているのは、アル・ヘイグ、ピエール・ミシュロ、ケニー・クラークという面々ですが、何と言っても注目すべきは、これがデクスター・ゴードンとアル・ヘイグ唯一の共演記録だということ。  ピエール・ミシュロとケニー・クラークは1949年にクラークが初めて渡仏したときから共演を続けており、特にクラークがパリに居を定めた1955年以降は、名コンビとしてクラブ”ブルーノート”のハウス・リズム隊を務めた他、ほとんど常に行動を続けたと言っても過言ではなく、63年にはデクスターのブルーノート録音『Our Man In Paris』にも揃って参加しています。一方アル・ヘイグは、1965年を最後にシーンから姿を消していましたが、1974年にロンドンで録音した『Invitation』(Spotlite)~ここにはケニー・クラークの名前もあります~で鮮やかな復活を遂げ、以降続々とアルバムをリリースしていくことになります。そして1977年9月23日にはパリでピエール・ミシュロとのデュオ作『Al In Paris』(Musica)を録音しますが、その2日後に行われたのがこのコンサートで、アル・ヘイグとデクスター・ゴードンはここで初めて顔を合わせることになったのでした。  4人の演奏は、デクスター・ゴードンとアル・ヘイグが初顔合わせだったとは思えないほどリラックスしており、そこに程よい緊張感が加わった素晴らしいパフォーマンスを楽しめます。めったに味わえないデクスターのソプラノ・サックスも2で聴くことができますが、テナーのように鷹揚な雰囲気を伴わず、モーダルな曲想のためかタイトで爽やかなプレイぶりに驚かされます。

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