春のよそおい ~16・17世紀室内楽の装飾技法

花に着飾られていくように
最小編成から生まれる最大の演奏効果

  • アーティスト:ルクス・ムジケ・ロンドン
  • レーベル:FIRST HAND RECORDS
  • 品番:FHR-137
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:57:34

TRACK LIST

春のよそおい ~16・17世紀室内楽の装飾技法

ピーテル・デ・フォイス(c.1580/81–1654):Je ne puis eviter
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(c.1525–1594)/ジョヴァンニ・バッサーノ(1558–1617)によるディミニューション:Vestiva i colli
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ/ロレンツィーノ・デル・リュート(c.1552–1590)による装飾:Così le chiome mie
ジョン・ベネット(c.1575–1614)/ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェル(b.1990)によるディミニューション:Venus’ Birds
ミヒャエル・プレトリウス(1571–1621)/ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェルによるディミニューション:Bransle de la Torche XV
ヤコブ・ファン・エイク(1590–1657):Slap o zoete slap
フィリップ・ヴェルドロ(1485–1552)/ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェルによるディミニューション:Diminutions on O dolce nocte
オルランド・ディ・ラッソ(c.1530–1594)/作者不詳のインタブレーション:Susanne ung Jour
作者不詳/ヤコブ・ファン・エイクによるディミニューション:When Daphne from fair Phoebus did fly
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ/ロレンツィーノ・デル・リュートによる装飾:Vestiva i colli
ピエール・フランシスク・カルーベル(1556-c.1611):Spagnolette
オルランド・ディ・ラッソ/ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェルによるディミニューション:Susanne ung jour
ニコラ・マッテイス(1650-1714):前奏曲
チプリアーノ・デ・ローレ(c.1515-1565)/ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェルによるディミニューション:Ancor che col partire
アントニー・ホルボーン(c.1545-1602)/ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェルによるディミニューション:Paradizo
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):Toccata Nona
ニコラ・マッテイス:Diverse bizarrie sopra la Vecchia Sarabanda o pur Ciaccona

ルクス・ムジケ・ロンドン
[ミリヤム=ルイーズ・ミュンツェル(リコーダー)
アイリーン・ヘンリー(ハープ)
トビー・カー(リュート)]
録音:2022年2月/ロンドン、ストラウド・グリーン、ホーリー・トリニティ教会

★16-17世紀に流行した「ディミニューション」は音型をどんどん細かくしていく装飾的な変奏技法です。作品の響きを損なわずに技巧的に高まっていくこの技法をテーマにした、リコーダー、ハープ、リュートという最小編成による親密なアルバム。当時に書かれたディミニューションのみならず、リコーダー奏者のミュンツェルが施したディミニューションも聴けます。
★タイトルの「Vestiva」は収録されているパレストリーナの有名曲「Vestiva i colli」からとったもの。これは「野や丘が花に着飾られて、春の訪れが告げられる」というような歌詞をもつ曲で、さまざまな装飾で音楽を色づけていくディミニューションの技法と響き合うイメージをもっています。

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/uWDH1znW_Zk

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/57GZmv00yu0

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