シャコンヌのチェンバロ編曲版も収録。
J.S.バッハとマルシャンの実現しなかったクラヴィーア演奏対決をここに再現!
- アーティスト:アレクサンダー・フォン・ハイセン
- レーベル:HAENSSLER
- 品番:HC-22048
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- その他の製品情報:DDD
シャコンヌのチェンバロ編曲版も収録。
J.S.バッハとマルシャンの実現しなかったクラヴィーア演奏対決をここに再現!
「ビート・バッハ」~実現しなかったクラヴィーアの演奏対決
①J.S.バッハ:パルティータ第4番 ニ長調 BWV828(1728)
②マルシャン:クラヴサン小曲集第1巻(1699)
③J.S.バッハ(ハイセン編):シャコンヌ~無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より第5楽章
アレクサンダー・フォン・ハイセン(チェンバロ、クラヴィコード)
楽器:
チェンバロ/ヨハネス・ルッカース(1624年製作)のレプリカ、クリスティアン・フックス(2018年製作))
クラヴィコード/クリスティアン・ゴットロープ・フーベルト(1787年製作)のレプリカ、クリスティアン・フックス(2020年製作))
セッション録音:2020年12月27-29日/カトリック教会(シェーネック)
★偉大な作曲家や有名な音楽家にまつわる伝説は数多く、1709年にローマで行われたヘンデルとスカルラッティ、1781年にウィーンで行われたモーツァルトとクレメンティなど、それぞれが即興演奏の技術を競う“対決”ともいえる競演は有名な話です。
★「ビート・バッハ」と題した当アルバムは1717年、J.S.バッハとルイ・マルシャンによる、今でいうコンクールを再現した内容。バッハから演奏対決を持ちかけられたマルシャンはおそれをなして逃げ出したという逸話でも知られており、結果このコンクール(演奏対決)は実現しませんでした。ルイ・マルシャンは、リュリの没年にパリに住み、ラモーの「イポリートとアリシー」の初演の前年に亡くなったという、まさにフランス・バロックの重要期を生きた作曲家。アルバム・タイトルのBeat(ビート)は競争相手を打ち負かす、参らせるという意味を持ち、ドイツ、フランスのバロック時代を彩った両作曲家の豊かな才能を表した傑作を聴くことができます。
★演奏はフォー・タイムズ・バロックのメンバーとして活躍するアレクサンダー・フォン・ハイセンです。演奏機会の少ない作品も積極的に演奏する鍵盤奏者として知られております。