シューマン邸への招待

ガット弦と1890年頃製ベーゼンドルファーで聴く
シューマン夫妻ゆかりの作品たち

  • アーティスト:トリオ・ディヒター〔テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(Vn)、ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc)、フィオナ・マト(Pf)〕、サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)、ホルヘ・ゴンザレス・ブアハサン(ピアノ / 4手作品)
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMM-902509
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽器楽曲声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:79:19

TRACK LIST

シューマン邸への招待

①C.シューマン:「アンダンテ・モルト」~3つのロマンスop.22より第1番[Vn, Pf]
②R.シューマン:献呈(ミルテの花op.25-1)[声, Pf]
③C.シューマン:ノットゥルノ[ Pf]
④R.シューマン:ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80[Vn, Vc, Pf]
⑤R.シューマン:見知らぬ国と人びとから(子供の情景op.15 第1曲/Vn, Vc, Pf編曲版)
⑥R.シューマン:ユーモアをもって(民謡風の5つの小品集op.102-1)[Vc, Pf]
⑦J.S.バッハ:小プレリュード ホ短調 BWV 938[ Pf]
⑧ニルス・ゲード(1817-1890):エレジー(op.19より)[Vn, Pf編曲版]
⑨ブラームス:「お姉さん、私たちは」49のドイツ民謡集より[声, Pf]
⑩R.シューマン:ゆるやかに(民謡風の5つの小品 op.102より第2曲)[Vc, Pf]
⑪メンデルスゾーン:アンダンテ&アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ op.92[4手ピアノ]
⑫テオドール・キルヒナー(1823-1903):無言歌(色とりどりの作品 op.83, book1, 第6番)[Vn, Vc, Pf]
⑬R.シューマン:私のばら(6つの詩 op.90-2)[声, Pf]
⑭D.スカルラッティ:ソナタ ト短調[Pf]
⑮ブラームス:子守歌 op.49-4[声, Pf]
⑯R.シューマン:詩人のお話(子供の情景 op.15-13)[Vn, Vc, Pf編曲版]

トリオ・ディヒター〔テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(Vn.1700年アレッサンドロ・ガリアーノ)、ハンナ・ザルツェンシュタイン(Vc/1734年ピエトロ・ガルネリ)、フィオナ・マト(Pf/ベーゼンドルファー1890年頃製〕※使用楽器はすべてフランス国立音楽博物館のコレクションより
サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
ホルヘ・ゴンザレス・ブアハサン(ピアノ/4手作品)
録音:2022年6月22-23日、9月12-15日、シテ・ド・ラ・ミュジーク・オーディトリウム(パリ)

★フランスの俊英ヴァイオリン奏者ド・スワルテらをメンバーとするトリオ・ディヒター(”詩人トリオ”)。初CDとして彼らが選んだのは、クララ&ロベルト・シューマンおよび、その友人たちの作品。ベーゼンドルファーの音色にあわせて弦楽器もガット弦を用い、より柔らかで丸みのある音色のアンサンブルが実現しています。クララが愛奏していたピアノ三重奏曲第2番や、ロベルトがクララに愛を告げた時に書かれた「ノットゥルノ」(ウィーンの音楽の夜会より)、そしてロベルトがクララに結婚前夜に送った「献呈」など。また、クララがその弟子に教材として与えたと考えられるバッハの小プレリュードや、ロベルトがショパンと同様に高く評価していたゲーデの作品、さらにロベルトの死後もクララと親交の続いたキルヒナーの作品など、どの作品をとってもエピソード満載。歌い手には今飛ぶ鳥を落とす勢いのサミュエル・ハッセルホルンを迎え、当時生まれたばかりの作品を、歴史に名をのこす音楽家たちがシューマンの家に集って演奏し互いに聴き入っている光景が目に浮かんでくるような、親密かつ熱気ある空気に満ちています。
★トリオ・ディヒターは2018年のラ・ロック・ダンテロン音楽祭のレジデンス・アンサンブルの一つとしてセレクトされるなど、早くからその音楽は高く評価されています。3人ともパリ国立高等音楽院卒業、音楽院ではクレール・デゼール、トリオ・ヴァンダラーなどに師事しています。フランスの若きピアノ三重奏アンサンブルの一つとして注目されています。

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/_rDlsMtlwfA?si=YJZMzvDC2xbPM4lA

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