Seasoning - Live at the Theater Gutersloh

“European Jazz Legends”第10弾はヨーロッパ・ジャズの第一人者、ダニエル・ユメールが登場!!
今もなお進化を続けるレジェンドの現役バリバリの即興演奏を堪能できるライブ盤!!

  • アーティスト:Daniel Humair
  • レーベル:INTUITION
  • 品番:INTCHR-71322
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Daniel Humair/Seasoning - Live at the Theater Gutersloh

1. Arfia (François Jeanneau)
2. Ira (Daniel Humair)
3. Huchedu (Daniel Humair)
4. Ballad (Daniel Humair, Vincent Lê Quang, Stéphane Kerecki, Emil Spanyi)
5. Couscous Purée (Daniel Humair, J.P.Muvien)
6. Genevamalgame (Daniel Humair)
7. Mutinerie (Michel Portal)
8. Interview with Daniel Humair

メンバー:Daniel Humair(ds), Vincent Lê Quang(sax), Stéphane Kerecki(b), Emil Spanyi(p)

◆ドイツのジャズ誌『Jazzthing』が創刊100号を記念して立ち上げた企画“European Jazz Legends”とレーベルIntuitionのコラボ企画第10弾に、スイス人ドラマー、“ヨーロピアン・リズムマシーン”ダニエル・ユメールが登場!
◆ユメールは58年頃に活動を開始、68年のフィル・ウッズとの共演で広く認知され、その後リー・コニッツ、デクスター・ゴードン、エリック・ドルフィーなどを始め、数多くの巨匠達と共演を重ね、ヨーロッパ・ジャズの第一人者となった。
◇そんな生きるジャズ・レジェンドが今もなお精力的に活動しているのは嬉しい限り。今作でも、全く衰えないテクニック、音楽性、即興性を聴かせてくれる。
◇このカルテットは、パリ高等音楽院でダニエル・ユメールに師事していたミュージシャンで構成されている。サックス奏者のVincent Lê Quangは、現在、同音楽院の教授を務めている。Stéphane Kereckiはパリ出身のベーシストで、自身のトリオ作、『Focus danse』は、シャルル・クロス・アカデミー賞を受賞した。Emil Spanyiはハンガリー出身のドラマーで、現在はパリ地方音楽院とローザンヌ音楽院で教鞭を執っている。
◆曲は、完全即興の“Ballad”と、ユメールのオリジナルが4曲(共作含む)、ユメールとともに歴史を創り上げてきたフランソワ・ジャノウの“Arfia”と、ミシェル・ポルタルの“Mutinerie”だ。
◆1曲目“Arfia”は、『Humair, Jeanneau, Texier / Akagera』にも収録されており、こちらは激しめのフリー・ジャズ要素が強いが、今作では間や抑揚を大切にしたインプロという印象。そして、6曲目“Mutinerie”は、『Humair, Ducret, Chevillon +Eskelin / Liberté Surveillée』にも収録されて広く知られるようになった楽曲。この曲をかつての生徒と共演しているとこ
ろも聴き所だ。
◆3曲目“Huchedu”は、フリーキーなソプラノ・サックスから始まり、即興的に展開。怪しいメイン・テーマのユニゾンがあり、その雰囲気のまま、またインプロに突入する。5曲目“Couscous Purée”は、リズムやベースラインがはっきりしているものの、やはり即興がメイン。ユメールの曲は、一つのモチーフがあり、そこから共演ミュージシャンが自由に展開していく余白を大きくもっている。そんな4人が、完全即興の4曲目“Ballad”を、他の曲と同クオリティで演奏出来てしまうのも当然なのだろう。
◆「演奏をするときはいつでも何かを学べる状況にしていたい。」と語るユメール。78歳にして未だに挑戦を続ける彼の今を存分に味わえる作品だ。

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