ニコ・ムーリー:ザ・ストリート

注目ハープ奏者ラムゼイ、第2弾!
ハープ独奏によるパルティータ第2番と
キリストの最後の日々を描いた音楽絵巻「The Street」

  • アーティスト:パーカー・ラムゼイ、ロージー・ヒラル、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
  • レーベル:THE CHOIR OF KING'S COLLEGE
  • 品番:KGS-0066
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲現代音楽器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

The Street

[CD1]
J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826
ニコ・ムーリー作曲、アリス・グッドマン台本:The Street(道)※ハープ独奏版
[CD2]
ニコ・ムーリー作曲、アリス・グッドマン台本:The Street(道)※語り、合唱を伴うフル・ヴァージョン

パーカー・ラムゼイ(ハープ)
ロージー・ヒラル(語り)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ダニエル・ハイド(音楽監督)
録音:2021年4月25-27, 29,30日/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)

★The Choir of King's Collegeの新譜は、同カレッジの卒業生であるハープ奏者、パーカー・ラムゼイの2枚目のアルバム。近年評価の高まっている作曲家ニコ・ムーリー作曲、アリス・グッドマン台本による、「The Street」です。キリストが十字架につけられるまでの「道のり」である14の留(磔刑の宣告を受け、十字架にかけられ亡くなるまでを14の場面であらわしたもの)に沿って、キリストの最後の日々を、ハープ独奏、語り、そして聖歌という3つの要素で崇高な美しさで物語っていきます。また、ハープ独奏のためのバージョンも収録されています。
★当盤のもうひとつの注目は、ゴルトベルク変奏曲(KGS.0049)をハープで演奏して世界から注目を浴びたラムゼイの第2弾ということで、鍵盤のための「パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826」が収録されていること。パルティータ第2番のシンフォニアはフランス風序曲のリズムで幕を開けますが、このリズムは「王の入城」、つまりキリストがエルサレムに入る場面を表しているともいえ、この「The Street」への導入としてもまことにふさわしい選曲といえるでしょう。チャペルのたぐいまれなる豊かな残響を生かした素晴らしい録音にも注目です。

Artist

=パーカー・ラムゼイ=
アメリカ人として初めてキングズ・カレッジでオルガン奨学生(2010-2013)となる。アメリカのオーバーリン音楽院では歴史的鍵盤楽器の研究を修めた。ジュリアード音楽院で学び、イザベル・ペラン、シヴァン・マーゲン(ニューヨーク・フィル奏者)らに師事。現代ハープ、古楽ハープの両方を演奏する。キングズのオルガン奨学生は、礼拝での演奏のほか、時によっては合唱隊を指揮するなど様々な能力が要求されるが、ラムゼイはそのどれもに優れた能力を発揮し、6回の世界ツアー、さらにレコーディングにも4回参加した。コンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホールなど世界的なホールでも演奏している上、新作初演も多数手がけている。
=ニコ・ミューリー=1981年生まれのアメリカの作曲家。コロンビア大学でイギリス文学を、ジュリアード音楽院で作曲を学ぶ。オーケストラ作品などから劇中音楽、映画音楽まで幅広く手掛け、2018年にMETで上演された「マーニー」(ヒッチコックの同名映画に基づく作品)、2020年放送の国際共同制作ドラマ「太陽の子」など、舞台からオーケストラから放送まで、国際的に幅広く活躍。
=アリス・グッドマン(台本)=
1958年ミネソタ生まれ。ハーバードおよびケンブリッジ大学で学ぶ。1985年にピーター・セラーズに依頼され、ジョン・アダムズのオペラ「ニクソン・イン・チャイナ」の台本を執筆。その後も様々な作品の台本を手掛けている。ケンブリッジシャーにある3つの学区の学長を務める。

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