コープランド、ベルリン・フィルを振る〜クラリネット協奏曲&交響曲第3番

あのベニー・グッドマンのために書かれた「クラリネット協奏曲」。
作曲者自身がベルリン・フィルを指揮、カール・ライスターが名人芸を披露して圧巻!
コープランド、ベルリン・フィルを振る~クラリネット協奏曲&交響曲第3番/
コープランド&ベルリン・フィル、ライスター(1970年 ステレオ・ライヴ)

  • アーティスト:アーロン・コープランド、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、カール・ライスター
  • レーベル:TESTAMENT
  • 品番:KKC-6077
  • 原盤品番:SBT-1516
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥2,530 (税込)
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:Ⓟ2017 国内発売履歴:初出
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

1. カーター:祭日序曲(1944)(1961年改訂)
2. アイヴズ:戦没将兵記念日(1912)
3. コープランド:クラリネット協奏曲(1947-48)
4. コープランド:交響曲第3番(1944-46)

アーロン・コープランド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ライスター(クラリネット)(3)
フリッツ・ヘルミス(ハープ)(3)、ホルスト・ゲーベル(ピアノ)(3)
録音:1970年9月30日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(STEREO)

★アメリカ作曲界の“長老” アーロン・コープランドが、1970年秋にベルリン・フィルを指揮したコンサートは、センセーションを巻き起こしました。なかでも注目すべきは首席奏者カール・ライスターの至芸が示されているクラリネット協奏曲。コープランド自身が作曲したこの曲は、ベニー・グッドマンの依頼で書かれた協奏曲で、2つの楽章をつなぐブリッジ部分のカデンツァにはクラリネットのソロに高い技術が要求されています。オーケストラとクラリネットの対話、そしてコープランドならではのジャズ的イディオムも難なくこなすベルリン・フィルの実力もさすが。コープランド自身の指揮という意味でも、貴重な録音です。
★「交響曲第3番」は1944-46年、クーセヴィツキーとボストン響のために書かれたコープランド最後の交響曲で、「ある種の抽象的なアメリカ風物録」(ジョン・ヘンケン)。4楽章からなり、40分を超える大作です。作曲者自身の指揮によるこの演奏では雄大なアメリカへの自信と憧憬が混じり合っています。プロコフィエフの影響を受けたという第2楽章では打楽器・管楽器が怒涛の進撃ぶりで、録音の良さもあいまって、オケの妙技を堪能できます。このほか、アメリカの行事に因んだ2曲。カーターの「祭日序曲」は娯楽感いっぱいに演奏されます。アイヴズの「戦没将兵記念日」は葬送ラッパの追悼の響きが胸を打って感動的です。
★オリジナル・ライナーノーツは貴重な読み物で、訳付解説書が理解を深めてくれます。音もアナログ充実期のステレオ録音で、申し分ありません。

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