「パリのクラリネット」

歿後100年のサン=サーンスの作品も収録!
鬼才マイケル・コリンズと小川典子、夢の共演!!
エスプリあふれるフランス人作曲家の作品を集めた「パリのクラリネット」!

  • アーティスト:マイケル・コリンズ、小川典子
  • レーベル:BIS
  • 品番:KKC-6363
  • 原盤品番:BIS SA-2497
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:¥3,300 (税込)
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:61:56
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

「パリのクラリネット」

①ドビュッシー:第1狂詩曲~クラリネットとピアノのための(1909-10)
②ヴィドール:序奏とロンド Op.72~クラリネットとピアノのための(1898)
③サン=サーンス:クラリネット・ソナタ Op.167(1920)
④アンドレ・メサジェ(1853-1929):コンクールのための独奏曲~クラリネットとピアノのための(1899)
⑤アンリ・ラボー(1873-1949):コンクールのための独奏曲~クラリネットとピアノのための(1901)
⑥プーランク:2つのクラリネットのためのソナタ FP 7(1918)
⑦プーランク:クラリネット・ソナタ FP 184(1962)

マイケル・コリンズ(クラリネット/ヤマハのカスタム・クラリネット「YCL-SE Artist Model」【B♭管クラリネット】)
小川典子(ピアノ/スタインウェイD)
⑥セルジオ・フェルナンデス・ピレス(クラリネット/セルマー・パリの「レシタル」【A管クラリネット】)
セッション録音:2019年11月/ポットン・ホール、ウェストルトン(サフォーク州)
プロデューサー、サウンド・エンジニア:マリオン・シュヴェーベル(Take5 Music Production)

★SACDハイブリッド盤。クラリネットの鬼才マイケル・コリンズがイギリスを中心に活躍する世界的ピアニスト小川典子と夢の共演のアルバム「パリのクラリネット」をリリースします!
★クラリネットのレパートリーは1900年頃まではドイツ語圏が主流でありアントン・シュタードラ(1753-1812)、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン(1784-1847)、リヒャルト・ミュールフェルト(1856-1907)というクラリネットの名手の存在によりモーツァルト、ウェーバー、ライネッケ、ブラームスなどの作曲家が名作を残しました。
★一方、フランスは1870-71年、フランス帝国とプロイセン王国の間で行われた普仏戦争の敗戦後に自国の文化育成に力を入れ始め、19世紀末以降音楽の分野でも数多くの名作が書かれています。ここに収録されている作品は19世紀後半以降に書かれたドビュッシー、ヴィドール、プーランク、サン=サーンスなどフランス音楽界の重要な役割を果たした作曲家の作品で構成。その中でもパリに焦点を当て、フランス音楽独特の色彩感にあふれた作品を堪能することができます。
★ドビュッシーの「第1狂詩曲」やパリ音楽院の試験曲として書かれたアンドレ・メサジェそしてアンリ・ラボーの「コンクールのための独奏曲」では軽やかかつ華麗でエスプリあふれるパリを感じられます。また、今年(2021年)に歿後100年を迎えたサン=サーンスが晩年に作曲したクラリネット・ソナタやプーランクの2つのソナタでもパリらしい皮肉に満ちた旋律とおしゃれさを誇ります。ドビュッシーやサティのピアノ独奏曲でも高い評価を得る小川典子がマイケル・コリンズと演奏した決定盤の登場です!
★プーランクの2つのクラリネットのためのソナタで共演のセルジオ・フェルナンデス・ピレスは1995年ポルトガル生まれの俊英。2016年よりヴィンタートゥーア・ムジークコレギウムの首席クラリネット奏者を務めています。

◆レコード芸術 2021年7月号 特選盤

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