★SACDハイブリッド盤。世界的ピアニスト、ハオチェン・チャンのBISレーベル第4弾はリストの「超絶技巧練習曲集」です。「まるで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、巨匠をもうならせるハオチェン・チャンは、優しい抒情性と聴衆を魅了する強靭なテクニックをあわせもつ現代最高のピアニストの一人。NHK交響楽団との共演などで日本でも知られる若手の名手です。
★『すべての長・短調の練習のための48の練習曲』(1826)から『24の大練習曲』(1837)に改作され、1851年に第3稿として改編し翌1852年に出版されたのが『超絶技巧練習曲集』で、チェルニーに献呈されています。リストの独創的なピアノの技巧が散りばめられ、リスト以前が作曲した練習曲とはまったく新しいスタイルをとっており、ドビュッシー、ラフマニノフ、バルトーク、リゲティなど、のちの作曲家のピアノ作品に多大な影響を与えています。全12曲の大半に副題がついており、「マゼッパ」「鬼火」など有名な作品も含まれております。
★粒立ちが揃い、輪郭のはっきりとした旋律、そして超絶技巧ながら演奏の難しさを感じさせない演奏は流石ハオチェン・チャン。その豊かな表現力に脱帽です。新名盤登場と申せましょう!
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■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲(全5曲)(KKC-6587 / BIS SA-2581)【レコード芸術誌「特選盤」】
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