ケンペンのロマンティック濃厚な芸術
ケンプの渋さ極まりないブラームス
- アーティスト:パウル・ファン・ケンペン
- レーベル:TAHRA
- 品番:KKC-6834
- 原盤品番:TAH-714
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲管弦楽交響曲
- 価格:¥4,400 (税込)
- 形態:2CD
- その他の製品情報:MONO
- 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付
ケンペンのロマンティック濃厚な芸術
ケンプの渋さ極まりないブラームス
初出のパウル・ファン・ケンペン
[CD1]
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調
1. 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ [17:04]
2. 第2楽章 アレグロ・アッパッショナート [8:14]
3. 第3楽章 アンダンテ [11:20]
4. 第4楽章 アレグレット・グラツィオーゾ [9:45]
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
フランス国立放送管弦楽団
録音:1955年9月1日、ブザンソン・フェスティヴァル(ライヴ)
5. チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》 [20:01]
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1951年7月17-18日
[CD2]
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調 《巨人》
1. 第1楽章 ゆっくりと、重々しく――自然の音のように [16:39]
2. 第2楽章 力強く動きをもって、しかし急がずに [7:29]
3. 第3楽章 引きずることなく、しかし重々しくなく [10:31]
4. 第4楽章 嵐のような動きをもって [20:31]
トリノRAI管弦楽団
録音:1955年5月20日
パウル・ファン・ケンペン(指揮)
★初出の《巨人》。コンセルトヘボウやベルリン・フィルとの共演で知られるケンペンの、フランス国立放送管、コンセルトヘボウとの音源、そして大変珍しい《巨人》(トリノRAI管弦楽団)の演奏。《巨人》の終楽章の咆哮はものすごいものがあります。特に終幕の爆演ぶりは注目。オーケストラが巨匠ケンペンの棒のもと、一丸となっていることが感じられ、クレッシェンドなどのデュナーミクのメリハリも見事です。ケンプのブラームスは非常に渋く、ひとつひとつのメロディが実に美しく歌われております。ケンペンの情熱あふれるロマンティック濃厚な芸術を堪能できます。