マクミランが描くクリスマスの世界
- アーティスト:マーク・エルダー
- レーベル:LPO
- 品番:LPO-0125
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
マクミランが描くクリスマスの世界
ジェームス・マクミラン(b.1959):クリスマス・オラトリオ
第1部 シンフォニア1―コーラス1―アリア1―タブロー1―アリア2―コーラス2―シンフォニア2
第2部 シンフォニア3―コーラス3―アリア3―タブロー2―アリア4―コーラス4―シンフォニア4
マーク・エルダー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ルーシー・クロウ(ソプラノ)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
録音:2021年12月4日/ロイヤル・フェスティヴァルホール
★2021年12月4日行われた、マクミランのクリスマス・オラトリオの演奏会の記録。本来はLPOが本作の世界初演を行うはずでしたが、パンデミックのために公演は延期となり、世界初演公演は2021年1月のオランダ放送フィル&合唱団によって行われるかたちとなった作品です。
2019年にLPOの委嘱により作曲されたこの作品は、マクミランのスコットランドのルーツとカトリックの信仰を反映し、スコットランド・ゲール語の子守歌、英語の詩、ラテン語のテキスト、キリスト降誕を語る聖書の一節を取り込んでいます。作品は2部に分かれ、それぞれ7つの楽章をもちます。各部ともオーケストラの短い楽章で始まり終わるという回文的な構造になっています。ソロ歌手は、それぞれ2つのアリアと、合唱とともにタブローの部分を歌いいます。クリスマス・キャロルのような旋律が心躍るリズムを伴って聴こえてきたり、子供たちがクリスマスを喜ぶ様子が表現されていたり、合唱がエヴァンゲリストのように降誕の場面を語るなど、クリスマスの様々な側面が描写されています。