フランツ・シューベルト(1797-1828):ピアノ三重奏曲集

ウィーン・ピアノ・トリオの
シューベルトの名盤が全集でリリース!

  • アーティスト:ウィーン・ピアノ・トリオ
  • レーベル:MDG
  • 品番:MDG-34222682
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 収録時間:CD1:63:36 CD2:60:43
  • 付属品:輸入盤・日本語帯付

TRACK LIST

フランツ・シューベルト(1797-1828):ピアノ三重奏曲集

CD1
ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D.929(50’08)
CD2
ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.898(41’16)
ノットゥルノ 変ホ長調 D.897 (8’40)
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D.28「ソナタ楽章」(10’24)

ウィーン・ピアノ・トリオ
ヴォルフガング・レディク(ヴァイオリン)
マティアス・グレドラー(チェロ)
シュテファン・メンドル(ピアノ)

★世界有数の室内楽アンサンブルとして長い歴史を誇るウィーン・ピアノ・トリオは、1988年にピアニストのシュテファン・メンドルによって結成されました。2015年からはカリフォルニア出身のヴァイオリニスト、デイヴィッド・マッキャロル、さらに2018年にはチェロのクレメンス・ハーゲンが加入しています。
本盤は、ウィーン・ピアノ・トリオのMDGデビューとなった2002 年に発売されたシューベルトの2枚のアルバムをセット化してリリース。発売当初から評価高かった彼らの演奏が、全集として聴けるのは嬉しいかぎりです。
シューベルトのピアノ三重奏曲第1,2番ともに40分を超える長大な演奏時間を要する最晩年(1827年頃)の作品。《第1番》は、快活な第1楽章、チェロのロマンティックな旋律が印象的な第2楽章。そして舞曲的な第3楽章、第4楽章はロンド・ソナタ形式で、シューベルトならではの大きなスケールを感じる内容です。《第2番》は、主題のユニゾンで開始される第1楽章は、古典的なソナタ形式のスタイルを踏襲しながらも、和声や複雑な展開に新さと個性が感じられます。そして第3楽章はウィーン風のワルツで書かれた美しい旋律が印象的。
そして同じく晩年に書かれたものの、10分に満たない小品「ノットゥルノ」。これはおそらくは同時期に作曲された第1番D.898の一部として書かれたものではないかと言われていますが、現在は単独で演奏されること多いです。最後に「ソナタ楽章」だけの初期作品。これはシューベルトがサリエリに師事していた頃の作品と言われています。

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