ゲオルギー・カトワール:室内楽作品集

知られざる作曲家ゲオルギー・カトワールの
室内楽作品をユトレヒトQが演奏!
カトワールの陶酔的な音楽を堪能!

  • アーティスト:ユトレヒト弦楽四重奏団
  • レーベル:MDG
  • 品番:MDG-60322862
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:56:02
  • 付属品:輸入盤・日本語帯付

TRACK LIST

ゲオルギー・カトワール:室内楽作品集 / ユトレヒト弦楽四重奏団

ゲオルギー・カトワール(1861-1926):
弦楽四重奏Op.23嬰ヘ短調
ピアノ五重奏曲Op.28ト短調

ユトレヒト弦楽四重奏団
アンナ・ザシモワ(ピアノ)
録音:2022年3月24-25日(四重奏)、2022年11月8-9日(五重奏)、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス

★現在、再評価の機運が高まっている作曲家ゲオルギー・カトワール(1861-1926)。
カトワールは、交響曲、ピアノ協奏曲、室内楽、歌曲、ピアノ曲と全部で36の作品を残しています。表現豊かなハーモニーと繊細なリズムで構成された音楽で、世紀末の輝きと気高さを感じさせます。演奏は、幅広いレパートリーを誇るオランダの実力派ユトレヒト弦楽四重奏団と、カトワールの作品を積極的に研究、演奏しているピアニストのアンナ・ザシモワ。

ゲオルギー・カトワール(1861-1926)
1861年4月27日にフランス系の両親のもとモスクワで生まれ、幼いころから音楽の才能を発揮。14歳のとき、カール・クリントヴォルトのレッスンを受け、リストやワーグナーの音楽に影響を受ける。モスクワ大学で数学を学び、卒業後は父が経営する会社で働き、数か国語を流暢に操るビジネスエリートとしての道を歩んでいたが、チャイコフスキーからの後押しもあり、両親の反対を押し切って作曲を再び学ぶことを決意。ベルリンで作曲学んだ後、サンクトペテルブルクではリムスキー=コルサコフとリャードフからも薫陶を受ける。作曲家のタネーエフやメトネル、そしてモスクワ音楽院の教授であったピアニストのアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルとも親交があり、ゴリデンヴェイゼルはカトワールのピアノ協奏曲Op.21を初演。1917年からモスクワ音楽院の教授として作曲を教え、不慮の事故で亡くなる1926年まで務めた。

0760623228624

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