ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現
ともに宮廷楽団で演奏したライヒャ、ロンベルクの作品集
- アーティスト:ボン宮廷楽団、ディルク・カフタン、ミハイル・オヴルツキ
- レーベル:MDG
- 品番:MDG-93822616
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:Stereo/5.1/2+2+2
- 付属品:輸入盤・日本語帯付
ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現
ともに宮廷楽団で演奏したライヒャ、ロンベルクの作品集
エディション・ホーフカペレ2~宮廷コンサート
アントン・ライヒャ(1770-1836):大序曲ニ長調
アンドレアス・ロンベルク(1767-1821):ヴァイオリン協奏曲第8番変ホ長調
パウル・ヴァインベルガー(1758-1821)交響曲ニ長調
ボン宮廷楽団(ボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバー)ディルク・カフタン(指揮)ミハイル・オヴルツキ(ヴァイオリン)
録音:2021年3月25,26日(ライヒャ、ロンベルク)、2023年1月9-12日(ヴァインベルガー)、ラ・レドゥーテ、ボン=バート・ゴーデスベルク
★ベートーヴェンを主軸に、周辺の音楽、作曲家にも焦点を当て、当時の宮廷音楽を再現していくシリーズ第2弾。
ベートーヴェンというと宮廷や教会に雇用されない自立した音楽家というイメージがありますが、ベートーヴェン家は、祖父が宮廷楽長で父が宮廷テノール歌手と代々ボン宮廷と関わりがあり、ルートヴィヒ自身も音楽家としてのキャリアは宮廷音楽家でありました。
このアルバムでは、楽聖ベートーヴェンの生誕の地ボンを本拠地とし、1907年に設立されたボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによる演奏で、ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現しています。
ボヘミア出身のアントン・ライヒャはベートーヴェンと同年生まれで、ケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者としてボンに移りそこでベートーヴェンと知り合います。後にパリ音楽院の作曲教授として名声を得、古典派様式の管楽室内楽に優れた作品を残した事で知られています。アンドレアス・ヤーコプ・ロンベルクはヴァイオリニストとして1790年、ボンの選帝侯の宮廷楽団に入団し、前述の通りここには若きベートーヴェンとライヒャも所属しており、彼らと親交を持ちました。優れたヴァイオリン奏者として活躍したロンベルクによるヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン・トリオ・ボンのミハイル・オヴルツキが卓越した技巧で演奏しています。パウル・ヴァインベルガーは6曲の交響曲を作曲。このニ長調の作品は名人芸を披露するようなソロパートがあり、実験的なアプローチと豊かなサウンドが際立った作品。今回200年ぶりにボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによって再演されました。
ボン宮廷楽団、ディルク・カフタン、ミハイル・オヴルツキ
MDG-93822616
ディルク・カフタン
76-1208
ディルク・カフタン
76-1304
ボン・ベートーヴェン管弦楽団、ディルク・カフタン、サニー・メルズ
MDG-33721432