ジェローム・アンタイのフォルテピアノ・ソロ録音が登場!
抜群の左手感
- アーティスト:ジェローム・アンタイ
- レーベル:MIRARE
- 品番:MIR-456
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
ジェローム・アンタイのフォルテピアノ・ソロ録音が登場!
抜群の左手感
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K332(1783?)
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 第36番 Hob.XVI:21(1773)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K282(1774)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第44番 ヘ長調 Hob.XVI:29(1776)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 第51番 Hob.XVI:38(1780)
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ/18世紀後半、ドイツ製)
録音:2017年7月
★ジェローム・アンタイといえば、世界的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、アンタイ3兄弟すなわちピエール(チェンバロ)、マルク(リコーダー)とでトリオ・アンタイとしても活躍していますが、彼はまた鍵盤音楽、とりわけピアノ初期(フォルテピアノの時期)の作品にも強い興味を示してきました。ここで彼の鍵盤奏者としてのソロCDの登場です。ここに収録された5つのソナタは、1773-1783年の間に作曲されたもの。1774年、ハイドンは彼の最初の独奏鍵盤楽器のためのソナタ集を出版。モーツァルトがこのジャンルに初めて取り組んだのもこの年でした。これらの作品の作曲家を越えたスタイルの変遷は、鍵盤楽器がチェンバロからフォルテピアノに移行する時期だったことが顕著にわかるものとなっています。ここではジェローム・アンタイが18世紀効果版に作られたドイツのフォルテピアノを用いて録音。抜群の左手はさすがガンバ奏者として古楽アンサンブルを長年支えていることをあらためて感じさせるとともに、表情豊かで歌うような音色を堪能できる1枚となっています。