ハイメ・マルティン(指揮)
スペイン出身。「先見の明があり、目が肥え、細心の注意を払う」(プラテア紙)、「音楽を楽しむ情熱に溢れている」(テレグラフ紙)は、メルボルン交響楽団の首席指揮者、アイルランド国立交響楽団の首席指揮者、ロサンゼルス室内管弦楽団の音楽監督を務めている。母国スペインでは現在、スペイン国立管弦楽団の首席客演指揮者を務め、サンタンデール国際音楽祭の芸術監督を務めたほか、30年間在籍し、2012年から2019年まで首席指揮者を務めたカダケス管弦楽団の創立メンバーでもある。2013年にフルタイムの指揮者に転向する以前は、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団などで首席フルート奏者を務めた。
シボーン・スタッグ(ソプラノ)
オーストラリア出身。その ""天使のような ""声(Kölner Stadt Anzeiger)と ""幽玄なステージ・プレゼンス""(Sydney Morning Herald)で、同世代で最も注目されるリリック・アーティストの一人。2013年から19年までベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブルのメンバーとして、パミーナ(《魔笛》)、ゾフィー(《ばらの騎士》)、ジルダ(《リゴレット》)、ミカエラ(《カルメン》)、アデーレ(《こうもり》)など、主要な役を演じた。芸術分野での国際的な功績が認められ、オーストラリアのミルドラ市長から「市の鍵」を授与されている。教育と才能の育成に熱心で、シボーン・スタッグ奨励賞という若い歌手のための奨学金制度を創設した。デイム・ネリー・メルバ・オペラ・トラストの理事も務めている。