★マリ出身、アフリカン・ポップ・ミュージックの未来を切り拓いた偉大なるシンガー、サリフ・ケイタの最新作品！！ ★1987年にソロ・デビュー・アルバム『ソロ』をリリース。当時、世界的にワールド・ミュージックへ大きな注目が集まる流れもあって国際的な評価を受け、一躍代表的なアーティストとなって以来、その存在は不動の巨人といって過言でないでしょう。また、91年にリリースされた『Amen』ではウェイン・ショーター、ジョー・ザヴィヌルらが参加し、ジャズ・ファンの間でも広く注目を集めたものでした。 ★本作は、実に、5年振りとなる新作！古代マリ帝国を建設したスンジャータ王の末裔として生まれながら、アルビーノ（先天性白皮症）であったことから苦難を受けたサリフは、アルビーノへの差別に立ち向かう人たちのためにアルバムもリリース。近年もその活動のために尽力しており、作品的にはブランクが空きましたが、サリフが発する音楽/ 歌が持つ力強さと神々しさは不動のものを感じさせてくれます。 ★作品は2010年の『ラ・ディフェロンス』、2013年の『Tele』の路線を継ぎ、エレクトリックなバンド・サウンドを中心に、ややシンプル/ オーガニックに戻った印象も。 ★メンバーは、上記『Amen』にも参加し、ザヴィヌル・シンジケートの一員としても名を知らしめたパコ・セリー、ザヴィヌルの遺志を継いだシンジケートのメンバーでもあり、近年ではアロルド・ロペス・ヌッサのベーシストとして日本でも知られるセネガル出身のアリュンヌ・ワッドゥがリズム・セクションを担うほか、ギニア出身、レイル・バンドの同士、ジュッスー・モリ・カンテもほぼ全曲で参加。またアンジェリーク・キジョーや、バック・コーラスでレディスミス・ブラック・マンバーゾが参加するなど、ゲスト陣も注目です。 ★アフリカン・グルーヴと魂の歌、コーラス、力強いメッセージと、音楽のエレガンス・・・デビュー以来30年の時が経ち、音楽をめぐる環境は大きく変わりましたが、この音楽世界/ 存在感は絶大です。 オフィシャル・ビデオ・クリップはこちら https://www.kowbey.com/posts/352046/