ポルポラ:歌劇『カルロ・イル・カルヴォ』

バイロイト・バロック・オペラ・フェスティヴァルの超目玉
ファジョーリ、ツェンチッチ、レージネヴァ、、、
スター歌手が一堂に会しポルポラの名作を蘇演!

  • アーティスト:ジョルジュ・ペトルー、アルモニア・アテネア
  • レーベル:PARNASSUS ARTS
  • 品番:PARARTS-002
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:3CD

TRACK LIST

ポルポラ:歌劇『カルロ・イル・カルヴォ』

アダルジーゾ:フランコ・ファジョーリ(カウンターテナー)
ロッタリオ:マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(カウンターテナー)
ジルディッペ:ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
ジュディッタ:スザンヌ・ジェローム(ソプラノ)
アスパンド:ペトル・ネコラネク(テノール)
ベラルド:ブルーノ・デ・サ(ソプラニスタ)
エドゥイージェ:ニアン・ワン(メゾソプラノ)

ジョルジュ・ペトルー(指揮)
アルモニア・アテネア
録音:2021年8月17-25日/アテネ・コンサートホール

★1738年にローマを代表するオペラハウス、テアトロ・デッレ・ダーメで初演された3幕の歌劇。『カルロ・イル・カルヴォ』(Carlo il Calvo)とは「禿頭王」のあだ名をもつシャルル2世(Charles le Chauve)のこと。1699年にヴェネツィアで書かれた台本をもとにしていて、これはA.スカルラッティやテレマンなども音楽化した題材。ポルポラの楽譜はナポリ音楽院に保存されています。
★中世初期、後継者争いによって王位継承者たるシャルル2世が誘拐され、崩壊していくヨーロッパを描いた本作。主人公はまだ子供であり、まわりの人物が物語を歌っていきます。絶望に打ちひしがれる母親をはじめ、息を呑むような感情の爆発がまざまざと音楽化されていて、ポルポラの凄まじい作曲能力に驚かされます。声楽も管弦楽も充実きわまりない圧倒的な響き。
★復活蘇演は2020年9月3日、バイロイト・バロック・オペラ・フェスティヴァル。ファジョーリ、ツェンチッチ、レージネヴァら古楽界のスター歌手が一堂に会した豪華な舞台で、20世紀のキューバに読み替えた演出やバロックオペラ界で気を吐くジョルジュ・ペトルーによる深く踏み込んだ演奏も相まって、大きな話題となりました。PARNASSUS ARTSレーベルのアーティスティックディレクターも務めるカウンターテナー、マックス・エマヌエル・ツェンチッチがプロデューサーとして演出にも関わっています。当CDはそのメンバーによる2021年の録音です。

2020年の蘇演から「序曲」→ https://www.youtube.com/watch?v=mzKQj9Xd00U

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