ルネッサンス初期のフランスの歌

16世紀前半に編まれた豊かなコレクション
ブリジット・レーヌの知的な歌声で聴く

  • アーティスト:アッラ・フランチェスカ、ブリジット・レーヌ、ピエール・ボラーニョ
  • レーベル:PARATY
  • 品番:PARATY-221290
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

ルネッサンス初期のフランスの歌

バイユーの写本からのシャンソン【「恋人になりたいなら金をよこせと言ってきた女」、「さあ飲もう、いとしい妻」、「愛しい人、私は美しい人が塔に閉じ込められているのを見た」、「彼らは私の恋人について悪く言った」、「座った美しいひと」、「My my, my my, 私のかわいい子(子守歌)」、「緑の木の枝の下で」、「英国王はフランス国王のことを自分の名で呼んでいた」、「私は彼から去る、彼は私にひどいことをした」、「ああ、オリヴィエ・ヴァスランよ」、「私の心の希望的観測」】
ポリフォニー音楽(器楽)【ハンリヒ・イザーク、マシュー・ガスコーニュ、アントワーヌ・ド・フェヴァンらによるポリフォニー作品】

アッラ・フランチェスカ
【ブリジット・レーヌ(声、ハープ、打楽器)
ピエール・ボラーニョ(リコーダー、打楽器)】
ピエール・アモン&ブノワ・トイーゴ(リコーダー)
録音:2019年10月22-25日

★1500年代前半頃に編まれたと推測される、フランスのバイユーに伝わるシャンソネット(短い歌)の豊かなコレクションから選られた1枚。愛の歌、酒の歌、女性の歌から百年戦争を主題としたものまで、様々なテーマの歌が集められています。興味深いのは、これらの歌の旋律の多くは、当時流行していたハインリヒ・イザーク、ギョーム・デュファイら先人たちの書いたポリフォニー音楽を元にしていること。登盤では、そうした先人たちの音楽が器楽で演奏して収録されております。ブリジット・レーヌは中世の音楽を演奏するアンサンブル(ディスカントゥス、アッラ・フランチェスカ)で音楽監督を務めるほか、自身で楽器伴奏をしながら様々な編成で歌って演奏活動を展開しています。詩を大切にしながら知的な歌声で聴かせます。リコーダー奏者のピエール・ボラーニョはバロック音楽シーンで活躍するほか中世音楽の研究者としての一面もあります。

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