フォルテピアノの機能性をめいっぱい使った
ピアニスティックな書法が冴えわたる!
ハイドン後期の鍵盤音楽をじっくり堪能
- アーティスト:マイケル・キーナー
- レーベル:PASSACAILLE RECORDS
- 品番:PAS-1144
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:77:26
フォルテピアノの機能性をめいっぱい使った
ピアニスティックな書法が冴えわたる!
ハイドン後期の鍵盤音楽をじっくり堪能
ハイドン:後期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第52番(第62番) 変ホ長調 Hob.XVI:52
ピアノ・ソナタ第50番(第60番) ハ長調 Hob.XVI:50
ピアノ・ソナタ第49番(第59番) 変ホ長調 Hob.XVI:49
変奏曲 へ短調 『小ディヴェルティメント』 Hob.XVII:6
幻想曲 ハ長調 Hob.XVII:4
ピアノ・ソナタ第44番(第32番) ト短調 Hob.XVI:44
マイケル・キーナー(フォルテピアノ)
1790年Johann Walter製に基づく、1991年Christopher Clarke製
録音:2017年5月2-5日/スイス
★ハイドン後期のピアノ・ソナタは、チェンバロよりもピアノが一般的になっていく時代にあって、さらに18世紀末イギリスのフォルテピアノや名手テレーゼ・ジャンセン・バルトロッツィ(ハイドンがソナタ第50~52番を献呈)との出会いにも感化され、より「ピアニスティック」な内容になっていきます。最後のピアノ・ソナタである第52番はまっすぐベートーヴェンにつながる系譜の作品で、華麗な技巧も深遠な歌もつめこんだ大曲。半音階を駆使したロマンティックな転調も特徴的です。フォルテピアノの演奏で聴くと、楽器の潜在能力をめいっぱいに使って書いているのがわかります。
★マイケル・キーナーは1950年スイス生まれで、アムステルダムでレオンハルトに師事したベテラン・チェンバロ奏者。ソリストとして活躍する他、イル・ジャルディーノ・アルモニコやイル・ガルデリーノなどとも共演しています。