タルティーニの手紙 ~マッダレーナ・ラウラ・ロンバルディーニ=ジルメン(1745-1818):ヴァイオリン二重奏曲集 Op.4

タルティーニ仕込みのヴァイオリン!
名手ふたりによる二重奏の超名品

  • アーティスト:ゼフィーラ・ヴァロヴァ、イスクレナ・ヨルダノヴァ
  • レーベル:PAN CLASSICS
  • 品番:PC-10457
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:54:24

TRACK LIST

タルティーニの手紙 ~マッダレーナ・ラウラ・ロンバルディーニ=ジルメン(1745-1818):ヴァイオリン二重奏曲集 Op.4

1. 第2番 ニ長調
2. 第5番 イ長調
3. 第3番 変ロ長調
4. 第4番 ホ長調
5. 第6番 ハ長調
6. 第1番 変ホ長調

ゼフィーラ・ヴァロヴァ(ヴァイオリン)1.-3.:第1ヴァイオリン
イスクレナ・ヨルダノヴァ(ヴァイオリン)4.-6.:第1ヴァイオリン
録音:2023年7月8-10日/ポルトガル、ビラ・レアル、マテウス宮殿

★ヴェネツィアの作曲家でありヴァイオリニストでもあったロンバルディーニ=ジルメンによる二重奏曲集。彼女はメンディカンティ(ヴィヴァルディが教えたピエタと同種のヴェネツィアの養育院)に音楽学生として入学、たいへん優秀なヴァイオリニストであったため、パドヴァにいる大音楽家タルティーニに師事することを許されます。しかし音楽院の制約ですぐには外出ができず、その間タルティーニが彼女にメソッドを手紙で書き送りました。この手紙は貴重な教本として、タルティーニの弟子たちによって1770年に出版され、翌年にはチャールズ・バーニーの英訳版も出版されています。それから約5年、ロンバルディーニ=ジルメンはタルティーニから直に教えを受けました。音楽家として独立後、ヨーロッパを演奏旅行してまわり、作曲した作品はパリ、オランダ、ドイツ、ロンドンの様々な出版社から広く出版されるなど、非凡な才能を発揮しています。
★当アルバムに収録された『ヴァイオリン二重奏曲』は、古典派時代の繊細さと室内楽の贅沢な音響を兼ね備えた、技巧的な名品。イル・ポモ・ドーロのコンサートマスター、ゼフィーラ・ヴァロヴァと、ディヴィーノ・ソスピーロのコンサートマスター、イスクレナ・ヨルダノヴァという名手ふたりによる演奏であることも見逃せません。

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