フィルクシュニー名演集

豪華共演陣も魅力。フィルクシュニーの滋味あふれる至芸

  • アーティスト:ルドルフ・フィルクスニー
  • レーベル:PROFIL
  • 品番:PH-19013
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:10CD
  • 収録時間:[Disc 1] 63:36 [Disc 2] 73:36 [Disc 3] 57:09 [Disc 4] 76:39 [Disc 5] 62:51
         [Disc 6] 65:44 [Disc 7] 77:30 [Disc 8] 72:57 [Disc 9] 72:21 [Disc 10] 65:32

TRACK LIST

フィルクシュニー名演集

Disc 1
1 ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日」
2 マルティヌー:ピアノ協奏曲第4番「呪文」
3 ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33

Disc 2
1ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
2 フランク:ヴァイオリン・ソナタ

Disc 3
1 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
2 同:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27の2「月光」
3 同:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」

Disc 4
1ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
2 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120の1
3 同:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120の2

Disc 5
1 ブラームス:奇想曲嬰ヘ短調Op.76の1
2 同:間奏曲変イ長調Op.76の3
3 同:ラプソディ ト短調Op.79の2
4 同:奇想曲ニ短調Op.116の1
5 同:間奏曲変ロ短調Op.117の2
6 同:間奏曲変ホ短調Op.118の6
7 同:間奏曲ロ短調Op.119の1
8 同:間奏曲ホ短調Op.119の2
9 同:間奏曲ハ長調Op.119の3
10 同:ラプソディ変ホ長調Op.119の4
11 シューマン:トロイメライOp.15の7
12 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96

Disc 6
1 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30の2
2 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
3 同:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調K.481

Disc 7
1 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
2 シューベルト:4つの即興曲D899
3 同:4つの即興曲D935

Disc 8
1 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
2 シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
3 モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475
4 同:幻想曲ハ短調K.396(シュタードラー補筆完成版)

Disc 9
1 ドビュッシー:ベルガマスク組曲
2 同:版画
3 同:子供の領分(第2曲〜6曲)
4 ムソルグスキー:展覧会の絵

Disc 10
1 ヤナーチェク:コンチェルティーノ
2 同:草陰の小径を通って第1巻
3 同:霧の中で
4 同:ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日」

ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ)
Disc1; ラファエル・クーベリック(指揮)フィルハーモニア管弦楽団②、ケルン放送交響楽団③
Disc2: ハンス・ロスバウト(指揮)ニューヨーク・フィル①、エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)②
Disc4: ウィリアム・スタインバーグ(指揮)ピッツバーグ交響楽団①、ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)②③
Disc5: トッシー・スピヴァコフスキー(ヴァイオリン)⑫
Disc6: エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)①③
Disc7: ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)①
Disc10: ジェイコブ・クラチマルニック、デイヴィッド・マディソン(ヴァイオリン)、サミュエル・リフシー(ヴィオラ)、
アンソニー・ジリョッティ(クラリネット)、ソル・シェーンバック(ファゴット)メイソン・ジョーンズ(ホルン)(以上①)

録音:
Disc1; 1957年/ザルツブルク(ライヴ)①、エジンバラ(ライヴ)②、ケルン(ライヴ)③
Disc2: 1960年/ニューヨーク(ライヴ)①、1961年②
Disc3: 1962年①②、1960年③
Disc4: 1958年
Disc5: 1959年①-⑩、1949年⑪-⑫
Disc6: 1961年①③、1950年②
Disc7: 1958年①、1951年②、1952年③
Disc8: 1957年/ザルツブルク(ライヴ)①、1949年②、1950年③④
Disc9: 1956年①②、1957年/ザルツブルク(ライヴ)③
Disc10: 1954年①、1953年②④、1952年③

★ルドルフ・フィルクシュニー(1912-1994)は四半世紀前に亡くなったチェコ出身の名手。5歳で作曲家ヤナーチェクに才能を認められ、彼からピアノを学び息子のように可愛がられたといわれます。その後ピアニストとしてデビューしますが、1938年に故国を離れ、最終的にアメリカへ落ち着きます。その後は独奏、室内楽と世界的に活躍し、数多くの録音も残しました。
★端正で滋味あふれる芸風なため、独墺系レパートリーでいぶし銀の風格を示していますが、故国チェコの音楽とりわけ恩師ヤナーチェク作品で他の追随を許さぬ絶妙な演奏を繰り広げます。ここでは4作品、ピアノ・ソナタは2種の録音を収めているのも嬉しい限り。またフィルクシュニーの委嘱で生まれたマルティヌーのピアノ協奏曲第4番「呪文」を、クーベリックのバックで聴くことができるのも貴重。
★独奏はもとより、室内楽、協奏曲の共演者の豪華さにも注目。ブラームスの協奏曲はロスバウト指揮のニューヨーク・フィル、フランクとモーツァルト、ベートーヴェンはエリカ・モリーニ、ベートーヴェンの「春」はミルシテイン、ブラームスのヴィオラ・ソナタはプリムローズとの夢の共演で、決して伴奏に終わっていないのがフィルクシュニーの凄さ。
今日入手難な音源も数多く含まれており、まさにお買い得なアルバムです。

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