魅惑の夜というものは

オスロの新星バロック・アンサンブル、オスロ・サークルズ

  • アーティスト:オスロ・サークルズ
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1367
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:57:58

TRACK LIST

『魅惑の夜というものは』

ヘンリー・パーセル(c.1659–1695):
1-5.劇付随音楽《アブデラザール》 Z.570【ロンドー、エア、メヌエット、ホーンパイプ、ジグ】
6. 劇付随音楽《テーベの王エディプス》から つかの間の音楽Z.583/2 
7-13. 歌劇《妖精の女王》Z.629 組曲【魅惑の夜というものは、妖精たちの踊り、ホーンパイプ、
ロンドー、ジグ、歌の旋律、シャコンヌ:中国の男女の踊り】
14. 歌劇《アーサー王》Z.628 から あなたはどんな力をもつ人なのか?
15. 劇付随音楽《パウサニアス》 から バラの花より芳しくZ.585/1
16.《 メアリー女王の誕生日の頌歌「行け、汝ら芸術の子」》から ヴィオールをかき鳴らせZ.323/5
17. 音楽が恋の糧であるならZ.379
歌劇《アテネのタイモン》Z.632
18. 愛は小鳥たちの細い血管の中に
19.やって来い、みんな、私のところへ
歌劇《インドの女王》Z.630
20.エア I & II
21.ホーンパイプ I & II
22.歌劇《ダイドーとイニーアス》Z.626からダイドーの嘆き「私が地中に横たえられる時には」
歌劇《アーサー王》Z.628 から
23.シャコンヌ 
24.こよなく美しい島よ

イヴィッド・ハンセン(カウンターテナー)
オスロ・サークルズ
アストリ・キシュネル(バロック・ヴァイオリン)
オイヴィン・ヌッスレ(バロック・ヴァイオリン)
マリ・ギスケ(バロック・ヴィオラ)
ミーメ・ブリンクマン(バロック・チェロ)
カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー)
ヨハン・ボンデ(打楽器)
カール・ニューリーン(アーチリュート、バロック・ギター)
マリアンジョラ・マルテッロ(チェンバロ)

録音:2018年5月18日–21日 オスロ・オペラハウス(ノルウェー・オペラ&バレエ)(オスロ)
制作・録音:ショーン・ルイス

★「オスロ・サークルズ」は、オスロに結成された新しいバロック・アンサンブルです。彼らのデビューアルバム。『魅惑の夜というものは』をタイトルにイギリスのヘンリー・パーセルの音楽がとりあげられました。パーセルは、36歳の生涯のあいだに膨大な音楽を書き、その中には多くの歌とアリアが含まれています。足が自然に踊りのステップを踏んでしまうダンスソング、素朴な美しさの頌歌と賛歌、コントルダンスと気高いメヌエット 、エアとジグ。「欲望と情熱、快楽と苦痛、孤独と至福。この音楽ではそうしたすべてが手をたずさえて歩む」。プログラムは、ブリテンが《パーセルの主題による変奏曲とフーガ》(青少年のための管弦楽入門)の「主題」にとった劇付随音楽《アブデラザール》の〈ロンドー〉に始まり、パーセルのもっともよく知られた歌のひとつ〈つかの間の音楽〉、歌劇《妖精の女王》の組曲、ヘンリー・ヘヴェニンガム大佐の詩をテクストにした単独の歌曲《音楽が恋の糧であるなら》、歌劇《アーサー王》の〈こよなく美しい島よ〉で閉じられます。バロック・ヴァイオリニストのアストリ・キシュネルを中心にしたオスロ・サークルズには、コンチェルト・コペンハーゲン、B’Rock、アカデミア・モンティス・レガリス、バロッカネルネ、バロックソリステネ、ベルリン古楽アカデミーといったスカンジナヴィアと各国のアンサンブルで活躍する音楽家たちが集まりました。2017年にフランスのフロヴィル音楽祭でデビュー、2019年に出演した「バラジュディン・バロックの夕べ」で「最優秀演奏賞」を獲得しています。デビューアルバムに招かれたオーストラリアのカウンターテナー、デイヴィッド・ハンセン(1981–)は、シドニー音楽院でアンドルー・ドルトンに師事、ジェイムズ・ボウマンとデイヴィッド・ハーパーにも学びました。2004年、エクサンプロヴァンス音楽祭の《ダイドーとイニーアス》でヨーロッパ・デビュー。表現力のある歌唱が認められ、《皇帝ティートの慈悲》のセスト、《セルセ》のタイトルロール、《ポッペアの戴冠》のネローネなどの役でカールスルーエ、ウィーン、バレンシアなどの音楽祭とオペラへの出演が予定されています。

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