『永遠』~ヴィクトル・オッリ・アウルナソン作品集

ゆたかな感性で作られた「音風景」が美しい
アイスランド注目の音楽家ヴィクトル・オッリ・アウルナソンのアルバム『永遠』

  • アーティスト:ヴィクトル・オッリ・アウルナソン
  • レーベル:PENTATONE
  • 品番:PTC-5186950
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD
  • 収録時間:43:39

TRACK LIST

『永遠』

ヴィクトル・オッリ・アウルナソン:
①Var *
②The Thread **
③Maiden **
④Er */**
⑤The Faultline **
⑥The Vision Nectar
⑦Animal Mundi
⑧Var - Er *

フォウストブレーズル男声合唱団 * アウルニ・ハルザルソン(指揮)*
ベネディクト・クリスチャウンソン(テノール)* グリームル・ヘルガソン(クラリネット)* エーミル・フリズフィンソン(ホルン)*
ヨーセフ・オグニベーネ(ホルン)* シーグルズル・ソルベルグソン(トロンボーン)* カルロス・カロ・アギレラ(トロンボーン)*
男声六重唱 **
アーロン・ステイン・アウスビャルナソン ビャルニ・クレインソン グヴズムンドゥル・ヴィグニル・カルルソン
ハフステイン・ソウロウルソン オットルン・アルナルソン オットルン・イーミル・アーラソン
ヴィクトル・オッリ・アウルナソン(指揮)** 
ヴィクトル・オッリ・アウルナソン(ソロ楽器)
ヤイール・エラザール・グロットマン(コントラバス・ソロ)(Var, The Thread)
シュテファン・バウマン(バスクラリネット、サクフォソーン)(The Vision)
ベネディクト・スマウリ・スクーラソン(ギター)(Anima Mundi)
ブダペスト・アート・オーケストラ ヴィクトル・オッリ・アウルナソン(指揮)

録音:2018年&2019年/VOA Studio(ベルリン)(総合録音)、2017年1月/ラングホルト教会(レイキャヴィーク、アイスランド)*、フリーキル教会(ハフナルフィヨルズル、アイスランド)**、2018年&2019年/ハンガリー放送第22スタジオ「East Connection Studios」(ブダペスト)(オーケストラ)
制作・録音・ミクシング:ヴィクトル・オッリ・アウルナソン
制作(オーケストラ):クローシュ・ルカーチ
録音:シールグズル・ヨウンソン * ベルグル・ソウリソン **
録音(オーケストラ):ガボール・ビューチコ

★このところ、さまざまなジャンルのアイスランドの音楽家たちが注目を集めてきています。特に有名なのが、チェリストで作曲家のヒルドゥル・グヴズナドウッティル(ヒドゥル・グドナドッティル)。エレクトロニカ・バンドのメンバーでもある彼女は、『チェルノブイリ』などの映画の音楽を手がけ、『ジョーカー』でゴールデングローブ賞とアカデミー賞の作曲賞を受賞しました。PENTATONEレーベル からアルバムがリリースされるヴィクトル・オッリ・アウルナソンも、注目される音楽家のひとりです。彼は、アイスランド芸術大学でヴァイオリンとヴィオラ、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で作曲と指揮を学び、バンド「ヒャルタリーン Hjaltalín」のメンバーとしてヴァイオリンと作詞作曲を担当、2008年には現代音楽の弦楽アンサンブル「スタルク Stark」を共同で設立しました。「クラシカル音楽の世界とスタジオ制作芸術の世界を衝突させること」に重点を置いて活動。自身のスタジオ「VOA Studio」をベルリンに構え、ヒルドゥルをはじめとする音楽家たちも創作の場として使っています。
★『永遠の(Eilífur)」は、ヴィクトル・オッリのソロ・デビュー・アルバムです。「永遠に生きることの展望」を瞑想。「近い日、医学の進歩による自然死の根絶が現実となる」ことをイメージした、わかりやすい近未来の物語を、抽象的なアイスランド語の歌詞と緻密に作られた「音楽の語」りで織りあげてゆく、「生きるに値する命」を支えるものへの頌歌をコンセプトに作られました。男声合唱がメインの3曲は、レイキャヴィークの「フォウストブレーズル男声合唱団(Karlakórinn Fóstbræður)」の創設100年記念コンサートのために委嘱された作品です。《Var》(「見よ、警戒せよ、夜の空気を吸え……」)《Er》(「真ん中でひとつになれ……」)《Var - Er》(「永遠。おまえは私のそばで意識している……」)。オーケストラを中心とする6曲は、「24人の弦楽オーケストラ」「12人のチェロと10人のコントラバス」「2つのバスフルート、2つのサクソフォーン、バスクラリネット、コントラバス・クラリネット、2人の打楽器奏者、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロ」と、3つの異なる編成で演奏され、男声六重唱、ヴィクトル・オッリ自身の楽器ソロ、ヤイール・エラザール・グロットマン Yair Elazar Glotman のコントラバスなどが加わります。クラシカル音楽をベースにしたメロディと調性のあるこれらの「音」は、アイスランドの教会やハンガリー放送のスタジオで録音され、ヴィクトル・オッリがベルリンの彼のスタジオでミックスしました。ゆたかな感性で作られた「音風景」が美しく、余韻を残す作品です。
※日本語帯はつきません。
トレイラーはこちら→ https://youtu.be/6B5sryU-wF4

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