フランク:交響詩「のろわれた狩人」

=ロイヤル・フランダース・フィルの自主レーベル=
アントワープ大聖堂の壮麗なるパイプオルガンのひびき
ベルギーの生んだオルガニスト&作曲家
ジョンゲン、カラーツ、フランクによるオーケストラ曲

  • アーティスト:ペーテル・ヴァン・デ・ヴェルデ
  • レーベル:RFP
  • 品番:RFP-008
  • ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD ステレオ
  • 収録時間:82:38

TRACK LIST

・ジョゼフ・カラーツ:オルガン協奏曲 ヘ短調 op.18 世界初録音
・ジョゼフ・ジョンゲン:協奏的交響曲op.81(1926)
ペーテル・ヴァン・デ・ヴェルデ(オルガン)
ペーテル・ビルーン(指揮) ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2013年6月8 & 9日/ベルギー、アントワープ、ノートルダム大聖堂(ライヴ)

★「ベルジアン・ブティーク」シリーズの最新作は、フランク、カラーツそしてジョンゲンの作品集。いずれも生前すぐれたオルガニストとして活躍した点が共通する顔ぶれです。
このたびのアルバムは、アントワープにある名刹ノートルダム大聖堂におけるコンサートをライヴ収録したものですが、なかでも興味深いのは名匠ピエール・スへイフェン1891年製作によるロマンティック・オルガンを使用したカラーツとジョンゲンの作品。
アントワープに生歿したジョゼフ・カラーツ(1838-1901)は、交響曲第3番「オルガンつき」を書いたサン=サーンス(1835-1921)とほぼ同時代を生きたオルガニスト、カリヨン奏者で作曲家。ちょうどこのレコーディングで使用された大聖堂のオルガニストを務めてもいたカラーツはオペラや交響曲も手がけ、多数のオルガン曲を残していますが、唯一のオルガン協奏曲はこれが世界初録音になります。
オルガンと管弦楽のための「協奏的交響曲」は、多作家のジョンゲンにあって最も成功したもののひとつと云われ、20世紀の作品をおもわせる無調へのゆるやかな接近もみとめられます。
1972年アントワープ近郊のドゥールに生まれたペーテル・ヴァン・デ・ヴェルデは、9歳から独学でオルガンを弾き始め、王立フランドル音楽院に進み、名手スタニスラス・ドリマーカルの最後の高弟として幾多の賞を授与され、卒業後は、ルイ・ティリー、ナジ・ハキム、ウェイン・マーシャルらのマスタークラスを受講し、さらなる研鑽を積んでいます。2002年初頭に師ドリマーカルの後継者として、アントワープ・ノートルダム大聖堂の常任オルガニストに任命されると共に、アントワープ・サン・ミシェル教会のオルガン奏者も務めています。
指揮者のペーテル・ビルーンは、ロンドン響が主催するドナテッラ・フリック国際指揮コンクールでオランダ人初のファイナリストとなった俊英。

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